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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2008-06-02 怒ったぞ

ピンチの時こそニヤリと笑え 01:19

自分の不幸な境遇を楽しめないことこそが不幸かもしれない

人間、どんな状況でも、不幸だと思ったり幸運だと思ったりすることはできる。

不幸か幸運かは、起きた出来事を降り帰った瞬間に確定し、再び振り返る時に変化する。


好きなことばかりやろうとすれば、間違いなく衝突があって、その衝突を気にしないのは精神的にマッチョなのかもしれないけど、マッチョにはマッチョの悩みがあるはず。

たとえば僕なんかは、みんなから「ブログ書かなきゃいいのに」と言われたり、逆に「プログを書いてるから滅多に会わなくても近くに感じるから続けて欲しい」と言われたりする。

社長を始める時にブログを続けるかどうかは本当に悩んだ。僕は文章を書くのが大好きで、喋るのが大好き。そして書いた文章を公開するのも大好きなんだけど、社長としては感じたことを感じたままに書くリスクはかなり高い。

ブログを書いていなければいろいろな人との出会いはないし、ブログを書いていなければ、意味なくハテブでdisられたりして無駄に凹んだり顔を真っ赤にして反論するという無駄な時間を費やす必要もない。

得てして僕がどうでもいいと思って書いた記事ほど注目されて、「これは良いことを書いた」と思う記事ほどはてブ的にはスルーされがちなのだけど、まあそういうのはある程度は仕方が無い。

でもなにが不幸って、自分の境遇を楽しめないことほど不幸なことはない。

炎の転校生 12 (少年サンデーコミックス)

炎の転校生 12 (少年サンデーコミックス)

炎の転校生の、何巻だったかなあ。伊吹一番というラスボスが、主人公の滝沢に言う台詞がずっと心に刺さっている。


 「男は一番辛く苦しい時にこそ、ニヤリと笑うんだ」


これがマッチョか。

でもなんていうか、それ以来、ピンチになるとニヤリと笑ってしまう。

追いつめられるとワクワクする。どんな知恵を絞ってそれを切り抜けるか。のるかそるか。知恵と勇気を振り絞った一世一代の大勝負。

もちろん負けるのは怖い。失敗したら全てを喪うかもしれない。それどころでは済まないかもしれない。そうした恐怖との戦いを乗り越えて、いざ勝負。

そういう修羅場を何度かくぐると、だんだん鈍感になってくる。ちょっとやそっとのピンチには動じなくなってくる。

仕事で泣くほど悔しいことがない人は不幸だ。

白状すると、僕は仕事で文字通り悔し涙を流したことがなんどかある。

男女問わず、会社で泣くのは卑怯だと思う。

しかしそうと解っていても、涙が流れてしまうことはある。

僕が人前で泣いたのはなんどかあるが、家に走って帰って泣いたことはもっと沢山ある。それは今でもそうだ。

社長になって涙を流したことだって何度もある。自分の理想とする組織と、現実の組織のギャップ、自分の理想とする指導者と、自分自身とのギャップ、そうしたものの埋められない差を眼前に突きつけられたとき、正直に言えば逃げ出したくなる。

しかし逃げない。最後の最後で踏みとどまる。それが僕の選んだ道だから。これは決してお気楽な責任ではない。

自分が大切にしていた部下が、会社を去って行ってしまうときは胸が張り裂けそうになる。しかし僕は、去る者を追わない。職業選択の自由は、被雇用者が持つ職業上最大の自由だからだ。

それを尊重するのも、仕事だと思う。

僕の上司は、社員が一人去る度に、夜中にこっそり彼らのアカウントを削除していた。

その背中はいつも寂しそうで、なんというか、ひどい失恋をした男のようだった。

泣くほど悔しいこともある。歯を食いしばって耐えなければ成らない辛いことも人生にはある。

けれども、だからこそ、僕は人生を楽しめる。

辛く苦しいギリギリの状況で、不平を言うよりも、相手を睨んで不敵に笑う人生の方が、僕は好きだ。

そうだなあ。心はマッチョなのかもしれないなあ。身体はゆるいけど。

追記

2008年06月03日 Wafer もしかして、appleの話うそやったん?/シン石丸さんついにキレて退社とか??/嫁さんに離婚届渡されて実家に帰られたとか/最後のはホイホイはんこ押して新宿二丁目で豪遊しそうやからないか・・・

こういう、根も葉もないコメントを最近いくつかもらうようになったからこのエントリを書いたのだけど、行間が読めない人というのは皮肉も通じないらしい。

まあ仮にその話が全部起きたとしても、別にピンチでもなんでもない。

人は自分の信じたいものしか信じられないから、よほど僕が嫌いであるが故の妄想なのだろうけど、なんで他人を僻むより、貴方自身の人生を楽しめないのか。

こういう、意味のないネガコメばかりつけている人は不幸だな、という話なんですよ。