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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2008-06-07

Litein アドホックCMSという新提案 10:30

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IVS2008で発表した本命のソフトがこのLiteinです。

Liteinは、数行のJavaScriptを埋め込むだけで、既存のWebサイトにCMSを導入することができるという画期的にシンプルなCMSです。

僕はサービスというのは、可能な限りひとつの機能に特化すべき、シンプルであるべきということを常に考えていて、それを具現化したのが、まさにこのLiteinなのです。

CMSを導入するメリットはあらゆる人が理解しているはずですが、実際にCMSを導入するのは難しいものです。

そこで既存のサイトをそのまま使ってCMSで管理することはできないか、と考えました。

Liteinを導入するのは簡単。Google Analyticsのように、JavascriptをHTMLに埋め込むだけです。

ビデオでは、CNet JapanのトップページにLiteinを埋め込んで編集する様子をデモしています。

これを作ってから、思わぬ副産物に気付きました。

Liteinは、原理上、あらゆるWebページに埋め込むことができます。

Liteinを構成するのは、セクションとプレースホルダという考え方です。

セクションとは、Liteinが扱うページ上の一部のデータであり、これはHTMLなので、Flashや画像などのマルチメディアデータを含みます。

プレースホルダとは、セクションを集積する場所で、これをHTML上に配置してやることで、その部分にセクションをドラッグ&ドロップで並べることができます。

ということは、予めカレンダー型のHTMLを用意し、プレースホルダを設定(これはdivタグにclassを指定するだけで指定できます)することで、共有のカレンダーとして機能させることができます。カレンダーの日付のところがひとつひとつプレースホルダになっているわけです。

ほかにもToDoリストや、コルクボードなどをサンプルとしてムービーに書きましたが、原理上、この可能性は無限大です。

Web上に自由に要素を配置できるようにすることで、紙に近いレベルの自由度をWeb上で実現することができます。

Liteinは、洛西さん・鈴木さんによるnota(NOTA)に対する僕なりの回答です。

notaは素晴らしいソフトですが、フォーマットに自由度がありすぎるところが問題だと思っていました。

Liteinはプレースホルダを使うことで、ある程度、作り手側の意図した通りに使わせることができます。

Liteinは今夏を目処に製品化し、今回は何らかの形でビジネスユーザだけでなく、エンドユーザにも使えるようにしたいと考えています。

お楽しみに