Hatena::ブログ(Diary)

shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2008-06-15 東京はフルスロットルで頑張る街だ

街の雰囲気が仕事の在り方を決定するのかもしれない 05:57

東京に戻ってくると、急にアドレナリンが出るような気がします。

それは単に僕の気のせいなのか、時差ぼけのせいなのか、先週の出張がまるで夢の中の出来事のようだったせいなのか解りませんが、とにかく、そうなのです。

意外なことに、パリやロンドンでも同じように「仕事しなきゃ」という気分になりました。

ではサンフランシスコでは?

文字通りボーッとしてた。

そのかわり、MOLESKINEがどんどん埋まって行きました。つまりアイデアは沢山出てくる。

シアトルとシリコンバレーは雰囲気が似ているように思います。ポートランドも。

緑が多くて、道が広くて、買い物できるところがあんまりなくて、美味い食べ物がある。

要するに田舎なんです。

暢気にいろいろなことを考えられる。ゆったりとした空気が流れている。全くの印象でしかないのですが、一日何もしなくても平気なような気分になります。実際、シアトルにいたときはなんにもしなくて三ヶ月くらいボーッとしていても平気でした。仕事人間の僕が、です。

パリやロンドン、そして東京では、刺激が多い。目に見えないなにかから追い立てられるように「仕事しなきゃ」と思うのです。

特にロンドンと東京は似ています。

道の幅に対して建物が高い。

圧迫感があって、どこを見渡しても同じような建物に見える。

誤解を恐れずに言えば、東京はクリエイティブなことをするにはあまり向いてないのかもしれません。

もちろん、都会の間隙を縫って追い立てられるように考えついたアイデアが決定的な成功を産むこともあるでしょうが、基本的には都会の喧噪は創造とは正反対に位置するような気がします。

うまく言えないけれど、クリエイティブって、波一つない静かな湖面から、わき上がるように出てくるイメージがあって、雑音の多いところではそういう「創造の波」を見逃してしまうような気がするのです。

退屈なところに居るとわずかな変化にも気がつくのですが、刺激的なとごろに居るといろいろな細かい変化に鈍感になってしまうというか。

僕が夜仕事をするのが好きだったり、誰もいない早朝の都会が好きだったり、三四郎池が好きだったりするのは、そういう理由があるのかもしれません。

ただ、僕の仕事のなかでクリエイティビティの占める比率というのは多くて10%ですから、そんなにクリエイティビティばかり追求しても意味が無く、もともとだらしのない僕は、都会の喧噪のなかで追い立てられるように仕事をする毎日が性に合ってるのかもしれません。

アポで真っ黒になった今週のスケジュールを見て、そう思いました。