2009-11-23
■香港旅情、OPhone、Android、そして謎の電気街ShenZhenのいま
今年もはるばる香港にやってきました。
もちろんいつものメンバー、大先生、シン石丸、トグサ秋月、リック九十九、それと遠藤諭さんご夫妻で現地入り。
現地では噂の携帯電話研究家、山根康宏さん(http://www.yamane.hk/)のガイドのもと、またまた行って参りました深圳(ShenZhen)ツアー
僕とトグサは野暮用があって一日遅れで合流したところ、皆の手には早速戦利品の数々が
フェルト製の手作りiPhoneケース。Bluetoothまで再現されていて泣ける
超小型iPhoneモドキ。よくできてます
そしてついに深圳に到着。
驚いたのは、前回に比べて、街が格段に安心感に包まれているということ。
以前は、深圳の電気街は独特の緊張感に包まれていましたが、今回は驚く程路上の失業者も居らず、カメラを構えてもそれほど恐怖感がない(とはいえ違法な品物を扱っている人も居るのでカメラには敏感)感じでした。
確実に「近代化」してきていると感じます。
山根さんの案内であっさり今回の目的のひとつ、OPhoneをゲット。
さい先の良い出だしです。
「いやー、OPhone、いま入手困難ですからねー、せっかく来て頂いて手に入らならかったらどーしよーかとおもいましたよー」
と笑う山根さん。なんていいひとなんだ。
深圳はどうもかなりのベビーブーム。
あちこちの店舗で子供を見ます。
育児をしながら店番をするというのが一般的なのですね。
ここに買い物にやってくるのは全世界のバイヤーであり、いわばプロフェッショナル。
相手がどんな服装だとか気にする人はいません。
そう思うと、ずらりならんだ電子部品がまるでジャガイモやニンジンのように見えて来ます。
そう、ここは電子部品の青果市場です。
店内はどこもこんな感じ。秋葉原のラジオデパートみたいな感じで小さなお店がギュウウっと密集しています。
規模はひとつのビルが秋葉原のヨドバシカメラくらいのサイズがあって、こういう小さな部品屋さんが大量に並んでいます。
食事もカウンターでとるのが普通。
空いた時間もムダにはしません。みんなで梱包作業や組み立て作業を行います。地道!
お店の専門化も進んでいて、たとえばここはスタイラスペン専門店
ここはモックアップ専門店
ここはiPhoneケース専門店
iPhoneケースは人気が非常に高く、しかもお洒落です。日本のどこにも売っていないような品質の高いiPhoneケースが大量に並んでいて、しかも安い。ひとつ250円とか。
iPhoneケース専門のフロアがあるビルもあるくらいです。
そしてこれ。
これ、実は全部ケータイなんです。
ずらりと並んだのはiPhoneもどきたち。
これ、全部ニセモノなんです。
そんな感じで、大満足で帰途についた我々でしたが、香港に戻って「こっちでモバイル通信使い放題したい!!」とダダをこねると、山根さんが「んーじゃあAndroid端末とSIM買いますか」と先達市場へ
HTCの最新端末、HTC TATTOOを買います。HTC TATTOOはHTC SENSEという独自ODPを搭載したAndroid端末
そしてここは、なんとSIM屋です。
ずらりならんだ番号は、ここで販売しているSIMの電話番号。
語呂合わせのいい番号や、縁起のいい番号だと値段が高くなるそうです。
ここでHSDPA対応の定額制SIMを買います。65HK$で三日間くらいは無線通信し放題になります。これは嬉しい!
ホテルのLANのほうが高かったりしますからね。
山根さんによれば、中国では台湾のMTKというチップメーカーが非常に大きなシェアをもっており、中国国内の端末向けOSはMTKが無料で配布しているOSを使うことが増えて来ているそうです。
MTKベースの端末出荷台数は年間1億台ともいわれ、日本では想像もできない数字です。
Androidはまだチップセットが高価なのでそれほど種類がでているわけではありませんが、OSは無料なのでOPhoneなど、Androidをベースとしていろいろなことが出来るような端末が今後増えて行くだろうとのことでした。
ある程度、想像はしていましたが、香港、中国に来るとAndroidの良さは痛感します。
実はプリペイドでデータ定額制SIMが販売されていないのは先進国では日本くらいらしく、北米やヨーロッパでも、SIMだけを買えばデータ通信が定額でできるのだそうです。
そうすると、出張したときなどにパケ死するかハラハラドキドキしながらiPhoneを使うよりも、現地SIMをサクッと購入してAndroidを使った方がずっといいような気がします。
グローバルエグゼクティブほどAndroidの方が活用できるということですね。
それと、もうひとつ気づいたのですが、今回、僕はいわゆるガラケーのDoCoMo N06AでTwitterとはてぶを見ながら過ごしていたのですが、コレに比べるとAndroid端末であるHTC TATTOOの使い勝手は異常に良く、iPhoneほどではないにせよ、AndroidもかなりUI的に健闘していると感じました。
TATTOOで写真とってTwitterにアップするとか、めちゃくちゃ速くてびっくりします。画質は悪いけど
N06Aというかガラケーの良さはまだ少しはあって、それは意外にもデコメールだったりします。
デコメだけはまだAndroidにはないし、不便な感じがするのではやいとこデコメとかデコメ絵文字とかをサポートするAndroidアプリを作るべきでしょう。
HTC TATTOOに入っているAndroid Marketは、勝手にバージョンアップされていて、びっくりすることに本家Google製のAndroid Marketより100倍くらい良く出来てる印象です。
ただし、なぜかSimejiやTwitdroidのようなアプリが登録されておらず、もしかするとこれは独自に構築されたマーケットなのかもしれません。
きっと世界でこういう路線も流行って行くのでしょう。というか、そのほうがずっと快適です。
Simejiのようなソフトは、Simejiの作者さんのページにいって直接apkをダウンロードすればインストールできます。
ちなみにOPhoneにもSimejiを入れようとしたのですがダメでした。OPhoneは正確にはAndroidではなく、Androidベースの別のOSなので、なにかにひっかかったのかもしれません。
ぼくらがHTC TATTOOを買っている間にも、香港人らしきお客さんが横でHTC TATTOOを買って行きました。
HTC TATTOOは2900HK$くらいで、これはHTC HEROの3900HK$よりずっと安く、しかも性能はさほど違わないということで多くのユーザの注目を集めていたようです。
うーん、香港、中国、そしてAndroid、益々楽しみになってきましたねー
特に、何年かしたら、深圳で売っているMTK端末が全部Androidになっていたとすると、日本語化してどこでも使えるわけですから楽しいですよね。
また、海外で急に電話が必要になっても、迷わずAndroidケータイを買ってSimejiをインストールすれば、すぐにでも日本語環境で使えるというのも凄いことです。
Androidって、やっぱり凄い可能性を秘めた端末ですよ
香港の携帯事情をもっと知りたい方は、ぜひ山根さんの香港携帯情報局をご覧下さい!!!
深圳の写真をもっと見たいひとはシン石丸ブログへ
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