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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2013-11-12

RICOH THETAは全く新しい写真表現を可能にする!?かもしれない。究極のノーファインダー撮影が実現 10:43

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https://theta360.com/s/1F9

 昨日買ったRICOH THETAですが、このカメラ、予想以上に、今までのカメラとは根本的に違うと思いました。

 というのも、このカメラの場合、常に全方位が撮影されます。よほどカメラに近くなければ、カメラ本体につながる三脚なども映りません。

 ということは、どんな角度で撮影したとしても、全方位を撮影するのでそもそもフレーミングという概念がなくなります。

 たとえば上の写真は、タクシーの中で助手席のヘッドレストの隙間に本体を刺して撮影したもの。ぐるぐるまわすとわかりますが、どんな角度で撮ったのかほとんどわかりません。

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https://theta360.com/s/1E8

 これは飲み屋の机に置いて撮影。

 半分のレンズは死にますが、机全体が映っています。

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 あとから画角を変更できるので、とりあえず撮影だけしてしまってから、あとでアングルや画角を決めて仕上げることも。


 今のところこの技術はまだ画質が低いですが、これが4Kとか6Kとかのクラスの撮像素子とレンズになったら、とんでもなくヤバいことになるのは想像に難くないと思います。


 なぜなら、全方位カメラというのは、空間キャプチャをするということになるからです。

 つまり撮影時の角度や向き、姿勢はデータ化されたときに完全に関係なくなり、どんな方向を向いて撮影されたとしてもちゃんと継ぎ目なくつながるようなアルゴリズムになっているからです。



 これ、SDKとか公開されたら、往年のQuickTimeVRのように、複数の撮影画像をハイパーリンクで接続してオリジナルストリートビューを作ったりとか、色々遊べそうです。


 SDKが公開されなくても、そもそもWebで見れちゃうわけですから、再生用のアルゴリズムやデータフォーマットもバレバレなので、まあそういう改造は簡単に出来ちゃうでしょうね。


 昔はQuickTimeVRでインタラクティブコンテンツを作るのが死ぬほど大変だったわけですけど、このRICOH THETAがあれば、中学生の自由研究レベルでとても凄い濃い内容のストリートビューもどきが作れてしまうでしょうね。


 これは写真表現の全く新しい挑戦で、なにしろ完全にファインダーが必要ない(その一点から見た周囲全てが映ってしまう)というのは凄いことです。


 ただし、このカメラの最大の欠点があるとすれば、たいていの場合、撮影者も映ってしまうことです。

 それを避けるにはWiFiでリモートシャッターを切る必要がありますが、撮影者はその場から離れなければなりません。


 それは撮影の方法としてけっこう怪しすぎますし、都会のように遮蔽物が多いところはいいとしても、砂漠とか草原とか、こういうカメラが生きるであろう場所は、撮影者も服装や表情に気を使わないといけないという、気の抜けないカメラです。