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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2016-10-20

やったぜ! シン・ゴジラ 北米絶好調   08:04

 シン・ゴジラがついに北米で公開された。

 最初は限定公開だったのが、大人気のため、急遽延長上映も決定したらしい。やったぜ!


http://www.scified.com/articles/shin-godzillas-north-american-theatrical-run-extended-26.jpg

Shin Godzilla’s North American Theatrical Run Extended! - Godzilla 2 Movie News

http://www.scified.com/news/shin-godzillas-north-american-theatrical-run-extended


 アメリカ人は実は意外と怪獣映画が好きだ。

 なかでもゴジラは別格に好きだ。


 だからこそ、ハリウッドで何度もゴジラをリメイクするのである。


 MicrosoftのHQでは、社員は一人一部屋を与えられ、自由に使うことができる。同僚の一人は壁を緑のペンキで塗り固め、精巧なガメラのプロップレプリカを飾っていた。


 「なぜ緑なの?」


 と聞くと、「ガメラが好きなんだ」と彼は答えた。


 そういう、特撮ファン、要はクソヲタみたいなのが山ほどいて、長年の友人であり、我が社の社員でもあり、映画監督でもあるエリック・マキーバー(http://ericmcever.com/)もその一人だ。


 エリックは大の日本好きで、怪獣映画を見るために日本語学校に通って日本語を覚えたほどの変人だ。

 そのエリックがシン・ゴジラを見たとき、「これは初めて、両親にも自信を持って勧められるゴジラ映画だ」と太鼓判を押していた。


 英語版だと吹き替えがなく、字幕が山ほどでてきて大変なことになるけれども、それはそれでもう一度見ようという気分になるらしい。


 シン・ゴジラ、アメリカでの興行が成功してほんと良かった。


 あと、石原さとみが大統領目指してるっていう設定、あれに失笑してると思ってるのは日本人の人だけで、アメリカ人の感想見てもそんな話はほとんどでてこない。だってオーストリア人がカリフォルニア州知事になって黒人が大統領になって気の狂った土地成金が大統領候補の国なんだから、誰が大統領を目指そうが自由だし、日本の映画なんだから日本の女優が演じたほうがいいよね、っていうのもそうだし、そもそも石原さとみの発音はネイティブとはいえないものの超聞き取りやすいので、政治家になるといってもそれほど違和感はない。


 アメリカ人の政治家に対して抱いてるイメージって、けっこう石原さとみはいい線ついてると思う。24に出てきそうなメイクと衣装だし。24のミシェル・デスラーも、日系人のレイコ・エイルスワースが演じてるしね。


(14:24追記)

 と思ったのだが、某海外在住経験が長い人によると、そもそも誰かの発音を笑ったり、日系人が大統領になれるわけないだろと言うのは「たとえ思ったとしても、決してまともな人は口や態度にだしてはならない」という暗黙のルールがあるらしい。つまり、すぐにレイシストと認定されてしまうそうなのだ。だから、その論法で行くと、石原さとみの英語が変だとか、あんな米政府高官がいるわけないって言ってる日本人はもっとマヌケというか、それこそが欧米社会では容認されない態度になってしまうのだそうだ。多民族国家で様々な人種・差別問題を抱えているからこそそういうルールがあるのだろう

(追記ここまで)


 僕が好きなレビューはこれ

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 「フランスのシャンパーニュ地方で作られていないシャンパンが偽物であるように、東宝が作ったゴジラこそが本物である」っていうね。そうだそうだ!日本バンザイ!東宝バンザイ!


 アメリカのファンがシン・ゴジラで30分も語れるっていうのが嬉しいじゃない。

 ただ、アメリカ人の特撮マニアって、ゴジラFINALWARSでさえ好きだからね。怪獣出てくりゃなんでもいいのかよ、と思わなくもなくて、その点だけを心配していたのだが、シン・ゴジラのある意味で「日本に閉じた面白さ」がちゃんとアメリカのオタク野郎どもにも伝わったみたいでホッと胸をなでおろしている。


Shin Godzilla Review: The Weirdest Godzilla Movie Ever | IndieWire


 こっちのレビューも胸熱

I'm definitely watching it again. It was so damn amazing. Way better than I expected.

絶対もう一回見る! ムチャクチャ凄い!予想できなかった

Terrific film of the 31 Toho-released movie series. It’s well worth seeing on the big screen in it’s limited release in the USA. Yes, based on the critical and commercial success of Shin Godzilla, there will probably be a 32nd film released from Toho studios.

東宝が出した31のゴジラシリーズ*1の中でも素晴らしい出来。アメリカでは限定上映されている。わざわざ大画面で見る価値はあるか?もちろん!シン・ゴジラが(アメリカでも)興行的に成功すれば、きっと東宝は次回作を作ってくれるはずだ(だからみんなで見に行こう)


 実際に見たオタクのひとたちの感想も「絶対に劇場に見に行こう!続編を見たいから」と、ほとんど日本のオタクと同じことを言ってて面白い


 アメリカ版シン・ゴジラの予告編を見ると、日米で映画というものに対する考え方の違いというか、まあ国内と国外でのプロモーションの違いがわかってけっこう面白い。



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 ↑全編伊福部マーチで怪獣マニアの心をくすぐる予告編


 北米の予告編も何パターンかある。

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 この予告編好きなんだよなー。

 最初に長谷川博己の声で「あれがゴジラか(Is that Godzilla?)」と入るのがいい。

 ゴジラの正しい発音は「ガッズィーラ」ではなく「ゴジラ」だっていうね。


 エリックいわく、そもそもゴジラがGodzzilaになってしまったのはまあ最初のゴジラがアメリカに行くときにそういう感じになってしまったらしいが、本来の「ゴジラ」と発音させたければGOJIRAのほうが伝わるらしい。だから北米版シン・ゴジラは「GOJIRA」にすべきというのが彼の意見だった。

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 ↑この予告編の動画タイトル「Godzilla Resurgence (Shin Gojira) Trailer 3」を見るとなるほどなと思う。

 これはもうすげーベタベタにハリウッド映画っぽい予告編になっていて面白い。


 いやー予告編みるだけでも楽しいなー。

 また劇場に見に行きたいなあ

*1:訳注:間違い。シン・ゴジラは29回目