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shi3zの長文日記 RSSフィード Twitter

2017-10-02

髑髏城の七人 当世最高のエンターテインメント作品 これを母国語で観れる幸甚に酔いしれる 08:52

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 劇団☆新感線の「髑髏城の七人 風」を見てきた。

 今回のIHIステージアラウンド東京で見るのは二回め。前回は「鳥」を見た。


 前回は誘われて見に行ったんだけど、今回は自分から見に行きたくなってチケットを取った。

 

 「髑髏城の七人」そのものは、なんどか見たことがある。映画や、演劇として。


 何度もなんども同じ演目を繰り返しアレンジしながらやり続けるというのはそれだけでもすごいことだし、なにより毎回つねに新しい驚きを発見を与えてくれる。


 阿部サダヲ森山未來、早乙女太一の「鳥」も良かったけど、松山ケンイチ向井理田中麗奈の「風」もまた別の良さがあった。


 ストーリーも多少違うし、アドリブや設定も微妙に違う。なにより新感線はカッコいい場面とギャグの場面のメリハリが凄くいい。


 そして何より、今回は客席が360度縦横無尽に回転する、ステージアラウンドというとびきりのギミックがある。客席が回転するので、セットの作り込みが半端ない。いままで体験したことのないような感覚だ。


 チャンバラに効果音を入れたりしたのは新感線が元祖とも言われている。

 プロジェクションマッピングとか、字幕芸とか、いろんなハイテクを総動員した見たこともないような演出の数々。

 

 ひょっとして、これってシルク・ド・ソレイユとか超えてないか?

 もちろん、言語を選ばない体術を見せるサーカスであるシルク・ド・ソレイユと、セリフ回しでストーリーが語られる髑髏城では同列に語るのは難しいけれどねも、純粋にエンターテインメントとしてビックリするほどすごい。


 髑髏城の七人は、織田信長が討ち取られた後の腹心たちの生き様を描いた物語なので、そもそも日本史をある程度知らなければ楽しむことができない。見る側にもある程度の教養を要求する作品である。


 それでもいざ舞台が始まってしまうと、そういうことをお構い無しに躍動感溢れるキャラクターたちの演技や生き様、笑っているうちに気がつくと泣いてしまう、そういう魔力、磁力といったものがある。


 日本人で良かった、と思うのはまさしくこんなときかもしれない。

 日本語がわかって、日本の歴史をある程度は知らないと、この物語を完全に楽しむことはできないからだ。


 しかしIHIステージアラウンド東京、髑髏城の次はなにやるんだろう。


 と思ったら、「髑髏城の七人 極」らしい。らーめんみたいだが、これもチケット瞬殺だろうなあ

『髑髏城の七人』DVD

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