質問をする態度

Fujiwoさんの日記で技術系セッションに対する日米の違いみたいなのが「質問を受ける態度」で書かれていた。

自分自身、海外経験がないのでこういうのもなんだけど、日本人って本当に質問しない。ゼミの発表でも、展示会みたいなのでも。ある程度以上の地位の人か本当に領域がかぶっている人だと会話のキャッチボールも出来るんだけど、そうじゃない人の場合は質問が少ない。
最近はまた学生相手にプレゼンすることも多いんだけど、反応が凄く薄い。学生が興味もてそうなネタもそこかしこに入れつつパワポ作ったんだけど、話した後に質問ゼロとかちょっと萎える。ま、お前のプレゼンがよくわからない、つまらないものだったんだよ、って言われればそれまでだけどさ。

「質問を受ける態度」が素晴らしいのもそうだが、質問されなければ質問を受ける態度を磨く場も出来ないわけで。

別に学生だけじゃなく、社会にでても同じ傾向は見受けられる、と思う。昔、小学校の社会である質問をしたら「それはさっき言っていたでしょ」みたいな感じで教室中から袋叩きにあった経験がある。こういう経験をすると、「質問してみんなわかっていることだったらどうしよう」とか「お前はそんなこともわかってないのか、と言われたらどうしよう」とか心のブレーキがかかるんじゃないか。

日本人の特性なのかね、質問しないってのは。