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いま此処にいること 第九章 いまは、あの時よりも、もっと若い My Back Pages このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2008-01-14

[]2008年成人の日 伊集院静サントリー新聞広告

今年の成人の日 伊集院静サントリー新聞広告は、これだ。

『平然と生きる人であれ。

新成人おめでとう。

君は今日、どこで、何をしながら、成人の日を迎えただろうか。祝福される人もいれば、一人でいる人もいるだろう。成人を祝うなんて古い習慣と思うかもしれないが、そうじゃない。世の中には二十歳を迎えられなかった若者が大勢いる。ほとんどの人は無事に生涯を送ることができない。それが私たちの生だ。

生きていることがどんなに素晴らしいか、若い時にはわからない。私も当り前に思っていた。だが君はいつか生きている意味を思い知る日がくる。ただその意味を知るために私たちは生きているんじゃない。もっと大切なことがある。

それは、人間は己以外の、誰かの、何かのために懸命に、生き抜くことだ。

「人のためだけに?そんなの変だよ・・・」変じゃないんだ。今、日本の大人たちがなすすべての醜さは、それができないからだ。そうすれば君に見えてくる。世の中が、人間の生が、いかに哀しみであふれていることが・・・。

それらの哀しみを平然と受けとめ、どんな時にも、君は、そこに、スクッと立っている人であって欲しい。

そのためには心身を鍛錬しておくことだ。頭ばかりが動いてはダメだ。

ひとつしかないこころと身体を強くするのだ。こころと身体で汗をかけ。

その汗は、今日から飲める一杯を格別に美味しくするぞ。強いをめざす君に乾杯。』

素晴らしい!

原稿用紙でこの文章を書いているんだろうな。

(打ちにくいもの。)

普段飲んだくれて、年末立川競輪に行っていた親父は、文章を書くとスゴイ。

『世の中には二十歳を迎えられなかった若者が大勢いる。ほとんどの人は無事に生涯を送ることができない。それが私たちの生だ。』にグッときた。

次は4月1日を期待してます。

機関車先生 (講談社文庫)

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