秩序

おはようごいざいます。

「にんげん学」神戸初講座ご出席の皆さんありがとうございます。私も年はいっていましても人の子、沢山の方がご出席いただくことは嬉しいことで、ありがたいことです。生涯心地よいハラハラドキドキの繰り返しをしながら楽しく在りたいと皆様に感謝しております。
人情は本音ですので、本音を大切にするためにもやはり礼儀は大事です。どんなに思いやりがあったとしても礼儀が無ければ伝わらず、伝わらないどころか誤解を生むことさえあります。親しき仲にも礼儀ありが大事です。
私の心情の在り方として弱者と云えば誤解があるかもしれませんが、この世は上下の世界が厳然として存在しております。今現在下の立場にある人に特に礼儀を持って出会うように、接するようにしています。
上下の世界、いわゆる「秩序」です。秩序が無ければ混乱を来します。だから礼儀が大事となるのです。秩序は人が作り出したルールです。秩序、ルールは「人が作ったもの」ということを確かにしませんと、とんでもないことが起きます。「道理では無い」のです。人が作った「ルール」だということを確かに認識すべきです。力攻め、力で押していくことは破滅を招くと云うことです。
和合するため人情から作られたのが「秩序・ルール」です。孔子はこの事実、現実を確かにしていました。だからこそ「秩序・長幼の序」を大事にせよ、礼節を保て、礼儀を確かにせよと教えたのです。今年は義の年、美しい我を作る年です。
美しい我から出た人情で秩序を作り、ルール作りをすれば社会は安定し繁栄することは疑いを入れません。人も道として秩序の中から学び、「本が有り、末がある」「始めがあって終わりがある」「子どもから大人への順序」があり、故に正しく化することができ進化できる、それこそが尊敬し敬愛する姿で在り最も大切にしなければいけないことです。
「理想・夢」を確かにしていない人は「現実を直視できず現実的対応力が欠けるのです」。だから行儀が悪くなり礼儀も失するのです。故に尊敬の念も湧かず、憧れもなく、只欲望にのみ翻弄されてしまうのです。
現実を肯定すれば力を養う重要性も知るはずです。欲望に翻弄されている人はただ知識だけで現実を生きようとするばかりで、現実から学ばず、対応力も養わず、己の実力をも知ろうとはせず、何が何だか解らないうちに滅びてしまうのです。人間良い方向に変わりたいのであれば学ぶことです学び続けることです。現実を怨み現実に拗ねていても何ら人生は変わりません。
情実、情動をその場その場で確かにできるようになるためにも今年も心学を通して心を養い実力を養って行きましょう。渋沢栄一が「論語とそろばん」を書いた理由は明々白々です。人生の末路を迎えないようにも学びましょう。今日も楽しい学びの一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
阪神淡路大震災」から20年、希望の灯火、犠牲者のモニュメントに手を合わせてきました。






神戸講座でのお茶菓子です。

参加者のTさんと私の為のバースディケーキを皆さんからいただきお歌も歌っていただき感謝致します。

神戸講座の皆さんからのプレゼントです。毎日感謝して元気に過ごします皆さんありがとうございます。