叱られて

おはようございます。

今日から一泊二日でCMA様主催「リーダーシップ禅寺合宿研修会」が開催されます。CMA様のT社長様に40年近くお世話になっています。最初にお目にかかったのは32,3才くらいだったと思っています、随分前です。
今でも人様にお話をさせていただくことは苦手です。若いときから下手でも何とか上手くわかりやすくお話ししたいとは思ってはいるのですが、如何せん、能力がない、しかし40年近く多くのビジネスマンの皆様にお話させていただいている、これはT社長様のお力、外護力の賜だと感謝しております。
人様にお話しできる知識など何も持ち合わせていない私。今でもそうですが、体験談を話しているだけです。比叡山で小僧としてお師匠様、兄弟子、信者の皆様にお仕えさせていただいたお話し、すべて恥と失敗談ばかり。
小僧時代は悔しさと悲しさがほとんどでした、何をやっても、何をやらせていただいても上手く行かない、そのたびに兄弟子たちに「最誠何やってんのや」と毎日が小言ばかり、悔しいやら、腹立たしいやらの日々。
しかし、この小言があったから今があると感謝しています。「言われたくない、言われたくないの連日」が「少しずつ成長させてくれたのです。」そして「ジャンプできたのです。」
「自分なりの工夫ができたのです。」
褒められるのは確かに嬉しい事です。叱られたり小言を言われるのはイヤなことです。しかし、褒められていたら今があっただろうかと思っています。
人間、何か小言を言われ、叱られ、注意され、「それを恥ずかしいと考えてはならないと小僧時代に思い至りました。」それよりも、「小言を言われ、叱られ、注意されて、心を動かす事が恥であることに思い至ったのです。」小言や叱られたり、注意されたりして道から外れ、山を去った人を多く見たからです。
そんな話しも今日は研修生の皆さんにお話しさせていただきたいとおもいます。上手く話せませんが、伝えることができればとお話しします。研修生の皆さんお気をつけて入山ください。今日は久しぶりに、出ずっぱりで話しをさせていただきます。誠澄が法事で出かけるからです。体力が持つかな?持たせます、何とかの冷や水と言われないように。
皆さん、注意されたり、叱られたりしたとき、その反発に注意しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。