前人未踏

おはようございます。

長野県の大きな地震、お見舞い申し上げます。早く落ちつくことをお祈りいたします。梅雨前線による強い雨も心配です、何ごとも無いことをお祈りいたします。
新しい週、6月最終週です。じっくりと為すべき事を為し仕上げましょう。人生の道と言っても確かな道があるわけではありません。未来を描き信じて日々の暮らし、目の前を大切にした人が豊かに未来への道、その人の足跡となって後に現れてくるのです。
どなたの人生の道も前人未到、誰も行ったことがない。ですから落ち込む必要も無ければ、嘆くこともない、どなたの人生も誰一人歩んだ者はいないのです。
こんなはずも、あんなはずも無く、切り開いていくのが人生。確かな道があると考えてはいけません。確かな道があると考えてしまうから?こんなはずでは、となり、悩みの人生とする。
個性という言葉を皆さんよくお使いになります。個性ですから優劣などありません。同じ事をやって、遅い早い、上手下手はあったとしても、それが人間としての優劣ではありません。もし人間としての優劣がつくのだとすれば、人を尊敬もせず、親しむこともせず、羨んだり、嫉んだりすることで優劣を人に感じさせるのかもしれません。
私は今いる世界、ポストにベストを尽くし歩んでいます。その道中に於いていろいろな人と出会いを重ね、その時々、折々に喜怒哀楽を感じ、その喜怒哀楽を他の人と共にしたいと考え未来へ歩みを進めています。自分の道中でありながら、沢山の方々との道連れができた、感謝しかありません。
人生は摩訶不思議の連続。私の人生ドラマを後世の人がハラハラどきどき楽しんで見てくださるでしょうか?楽しみでもあります。そう遠くない将来天上界、否地中から見上げるのかな?、いずれにしても見てみたいもの。
とにもかくにも堂々と歩み、何かにぶつかれば、方向を変え目標に向かって歩むことです。間違いではないのですから、水が何かにぶつかれば流れを変えて流れるように。しなやかに柔軟に、人と争わず。
人生は答えがないのです、だから面白いとも、「こうでなければ」と窮屈な思いで生きるより、夢に向かい自分にチャレンジ、そこにいろいろな同志が集まってくるのです。
今夜は「にんげん学」小倉講座、人生充実の法「老子を読む」。明晩は神戸講座、対人関係の指南書「論語を読む」。どちらも前人未踏の道を切り開くための智慧を説いています。会場でお目にかかりましょう。
昨日まで心華寺で開校されていました「M&Uスクール」受講生の皆さんごくろうさまでした。来月もご参加をお待ちしております。お元気にご活躍ください。
今週も前人未踏の道を堂々とポストにベストを尽くしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。
愛宕寺の私の部屋の床の間にかけています、足利紫山老子の書「関」、94才の素晴らしい書です。人生日々関所あり。