最後の瞬間まで、笑っていられるように。
2009-03-08 久しぶりなので色々と。
■[Think...]NHKにやられた。
土曜日の「白洲次郎」。先週の第1回は春の会にて見れなかったのですが、前々からすごく見たかったドラマだったんです。知ってましたか?
白洲次郎を知らない人に説明すると、戦後、GHQが日本を統治した時に日本側の交渉窓口になった人で、マッカーサーを叱り飛ばしたりして、「従順ならざる唯一の日本人」と言われた人なんです。ちなみに日本でゴルフ文化が発展する礎となった人、とも言われてます。
その人を題材にしたドラマ(実際の生涯を伝える資料が少ないため、NHKによれば、あくまでも「実話を基にしたフィクション」らしい)なんですけど、久しぶりに「テレビを見るだけの時間」が充実した時間だと感じられる、骨太で極上のドラマでした。
テレビではあまり見ない伊勢谷友介扮する白洲次郎の圧倒的な存在感。妻・正子を演じる中谷美紀がまた、主役に負けない、それでいて最前面に出ない絶妙の演技。脇を固める岸辺一徳をはじめとするキャスト陣。そして撮り方、作り方の上手さ。
別に僕は評論家でも何でもないのですが、全てが素晴らしく、心にずしっと来る、重厚なドラマでした。
今では本当に想像もできないくらい、天と地がひっくり返るくらいの激動期だった戦後復興期、敗戦国である日本の主義も文化も何から何までもが、支配者に塗り替えられる可能性だってあったところに、「原理原則」と訳される「プリンシプル」という主義を貫き通して、日本の良さを守り抜いた白洲次郎の生き方。そこまではなれないけれど、「持ち続けなきゃいけないもの」とか「持ち続けるべきもの」のような物事は、いつの時代も否定されるものではないし、ちゃんと守り抜かなければならないものなんだな、と思わされました。
全3回のドラマのうち、最後の3回目はなんと8月放送予定。つまり半年も空いてしまうのですが、また再放送もするみたいなので、みなさんも是非、気にしてみてください。
2009-02-26 ねむっ。
■[Think...]ゼネコンと公共事業と政治家と
長野県知事の元公設秘書が、西松建設から献金を受け取っていた疑惑があるというニュースをNHKが報道してました。
献金を受け取るのは悪です。100%悪いことに決まってます。
でも、公共事業を自治体が発注することは悪ではありません。これも絶対に悪い事ではない。
それを間違えている人がたくさんいるので、ゼネコンのイメージもいつまで経っても良くならないままなんじゃないかと思ってます。(自分たちでいつまで経っても悪い事ばっかりしてるからっていうのは否めないけど。どうしてここまで良心が効かない業界なんでしょう)
自治体が動かないとどうしようもならない物事はたくさんあります。道路建設、ダム建設、学校建設、サービス提供、福祉事業etc...それがあるから住民の生活が便利になっていったりするし、そういった事業を民間事業に発注することで地域経済が潤う。世界恐慌時にアメリカのルーズベルト大統領が行なった「ニューディール政策」っていうのは、中学校の歴史の時間に習った人も多いんじゃないでしょうか?
そこに利権がらみで、仕事をもらおうと姑息な手を使おうとするのが献金や裏金なわけで、完全にアンフェアですよね。ずるっていうか、ずるの度を越えた行為だから、そういうことした人は逮捕されちゃうのが当然。
仕事が欲しくて必死なのは分かる。けど、時代が変わっても、悪い事して何とかしようって思う人は今も昔も変わらない。むしろ、狡猾の度合いが高度化してるんじゃないかと思います。仕事してても、先輩とか後輩とかでそういう人がいて困りますよ。それに不景気が追い討ちをかけて、ますますそうやって抜け道を見つけて数字を上げようっていう人が増えてるような気がします。
景気が悪くても、心構えは乱されずにありたい。
子どもの頃、「投球練習だぁ」って言って街頭に石ぶつけて割ったくらいじゃ、かわいいもんだな。
2009-01-07 おねむ
2009-01-06
■[Think...]「派遣」のホント、知ってますか?
年末から連日のようにニュースで取り上げられている「派遣村」。派遣切りに遭った方々への助け舟ってわけですが、この「派遣切り」、景気悪化の影響で突然にやってきた社会問題のように扱われていますが、実は、今年中に必ず起きたであろう、いわば「必然」の出来事だって事をご存知の方はどれくらいいたでしょうか。
「製造業派遣の2009年問題」という問題が、2007年から予測されていたんです。
製造業の「2009年問題」が浮上している。電機・自動車などの製造現場を支えている「派遣」労働者の雇用期間が、いっせいに3年を超え、メーカー側は「派遣」契約をいったん打ち切るか、直接雇用に切り替える(正社員化する)義務を負う。メーカーが急激なコスト上昇を受け入れるとは考えにくく、労働力不足が発生するかもしれないのだ。国内製造業が機能不全に陥る危機だ。
2004年3月、労働者派遣法の改正によって、製造業への「派遣」が解禁された当時は、雇用期間は1年に制限されていたが、2007年3月以降は3年まで延長された。この期間延長を見越して、2006年以降、「請負」から「派遣」へのシフトが進んだ。
「派遣」は、雇用期間が3年を超えると、メーカーは派遣労働者に直接雇用(期間工を含む正社員化)を申し出る義務が生じる。昨年から3年が経過した2009年、派遣労働者の大多数が、いっせいに雇用期限を迎えることになるのだ。
厚生労働省の調べによると、製造業に従事する派遣労働者は、2004年8月時点で314万人。現在はこの数字を大きく上回っていることは想像に難くない。膨大な派遣労働者を、直接雇用に切り替えるコスト負担を、メーカーが受け入れるはずもない。
「派遣」は3ヵ月の契約解除期間があれば、再契約できる。ただし、問題は、契約解除期間もほぼいっせいに訪れるので、この“空白の3ヵ月”に、労働力不足から工場が操業停止に追い込まれ、製造現場が機能不全に陥る、最悪の事態になりかねない。これが2009年問題である。
(「ダイヤモンド・オンライン」2007年11月8日の記事より一部抜粋・編集)
要は、派遣契約の最長期間は3年であって、2007年の派遣法改正時からの派遣年数が満3年を迎えるのが2009年で、その2009年である今年は契約満了になる300万人以上の人が派遣契約を解除、もしくは何らかの雇用形態の変化を余儀なくされる、ということなんです。その間に工場が潰れたり人件費が高騰して、労働者の受け入れ先もどんどん無くなって行ってしまう恐れがある・・・ということが、前々から想定されていたって訳です。
前から分かっていたことなのに、労働側・雇用者側とも、派遣契約が切れた後の打ち手を考えていたところはどれだけあったのでしょう。確かに今の派遣切り問題はあまりに急な話であったとは言え、もともと労働期間が恒久的ではない「派遣」という働き方を選ぶにあたって、働けなくなった時のリスクヘッジやキャリアプランを考えておくべきだと思うし、それが酷だとするのであれば、法整備やキャリアプランの整備を公や雇用者側がしなければならなかったのではないか、と思うのは筋違いでしょうか?
メディアって、働き口を失った側からの報道しかしてませんよね?完全に「派遣切りイコール悪」「切られた人は可哀想」って報道しかなされていませんが、報道されていないところにも、事実ってあるのかも知れません。
かと言って僕自身も「切られた人が悪い」って言い切る訳ではないし、逆に「切ったほうが悪い」と言う論者でもありません。あくまでも中立です。双方に非というか、落ち度や取るべき手があったと思うんです。
皆さんはどう思いますか?どんな考えであれ、コメント欄にご意見を頂けたら嬉しいですし、「へぇ、そうなんだ」と思って頂くだけでも意義があると思います。現実と事実をお知らせしたかったので、議題として取り上げました。考えてみて頂けたら幸いです。



そこで確立されなければならない大原則は、全てが自己責任であること。
まだまだ護送船団や終身雇用、他力本願に傾いた考え方から思考回路が解き放たれていないという感覚を持っています。この大胆な思考の改革に、ついてこれないことを予め予感しておきながらも走ってきてしまったこの道を戻ることはできません。
「自分で選んだ」働き方、「自分で選んだ」自由度。
自己責任という一言で片づけられてしまいます。
企業が悪いという偏重した報道にはオレも疑問を持っています。この状況では、正社員ですらいつリストラにあうのか、いつ会社が倒産してしまうのか、まったく先を読むことはできないと思われるからです。企業は生き残り、優先的に守らなければならない多くのものを守ることに必死なのですから。
この世の中だからこそ。
自活しようとする勇気と、自活しようとする気概と、自活できる能力を身につける「くだらないと思われるかもしれない」努力が必要だと思います。ださくてカッコ悪い、そんなことを敢えて愚直にやってみる時代へ。
日本の優位性を築いてきた原動力であろう生真面目さと愚直なまでにする弛まない努力をする気概をもう一度取り戻すときが来たのかなという感じがしています。
かわいそう。
その言葉に秘められた本当の意味は、小さく弱いものに対して手を差し伸べたくなる感情であって。
オレならこんな風には思われたくない。
なんて上から目線な言葉なんだって思います。
こういう表現をする人たちを見返してやるくらいのことをやってやりたいと思います。
社会の体制が大きく変わるときが、逆転を生むチャンスだと思っています。
ふざけんな、お前らみかえしてやるからな。
そんな熱い思いで、持っているエネルギーを放出して輝く人が、この中からあらわれてくることを期待してやみません。
いやー、骨太のコメント、どうもありがとう!
今年も宜しくね。
黙っていても守ってもらえない社会って、本当はもっと前から生まれていたと思っていて、例えば金融。20年くらい前は金利も5%とか7%とかで、銀行とか郵便局に預けるだけでお金って増えてったけど、そうじゃなくなったから資産運用の意識が庶民にも芽生えて、企業年金も「日本版401k」が導入されたりして、自分の資産を自分で守るっていうことはできるようになりつつあるじゃない?
それでも、20年かかって、ようやく「できるようになりつつある」っていう程度なんだよね。
ってことは、この「雇用の問題」だって、今じゃなくて2000年頃のベンチャーブームの頃、「終身雇用が崩壊してきた」って言われ始めた頃から数え始めても、「自分の仕事は自分で守る」とか「キャリアは自分で作るもの」って意識だって、あと10年くらい経たないと芽生え"始める"ようにはならないんじゃないかな・・・と思うんです。
もちろん若い世代や、変化に対応しようとしている人はこれからもっと増えるだろうけど、もしかすると、景気が戻ってきたら、また安定志向に戻るんじゃないかなぁ。
俺は、自分で自分の道を進みたいので、資格を勉強中なのです。
またこのあたりの話、新年会を兼ねて飲みながら話そう。