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浦川留的雑記帖之参

2018-12-24

ブログ引越しのお知らせ

みなさまメリーなクリスマスをお迎えでしょうか。
そんな微妙なタイミングに、はてなダイアリー終了予定にともなうはてなブログへの移行を行いました。新ブログのタイトルは浦川留的雑記帖之肆となります。もし今後また何かブログの維持に変更が生じるような場合はたぶんブログ自体をやめちゃうと思うので伍はありません。とりあえずは引き続き肆にて、ゆるい感じでおつきあいくださいませ。なお、こちらのブログは更新なしのまま当面放置し年度末くらいに消去を考えています。
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2018-12-23

アリー スター誕生

劇場にて鑑賞。ザ・王道。ザ・シンプル。だからこそ何度リメイクされても新しくよみがえる物語の力強さ。全方位的にすばらしいレディ・ガガの圧倒的なパフォーマンス、ブラッドリー・クーパーの早くもベテラン監督のような風格をたんのうしました。1つだけ、「へ?」となったのはウェイトレス時代のヒロインが「歌はいいけどルックスがね」みたいな言われ方をして芽が出なかったという設定。だってすっぴんのレディ・ガガめちゃくちゃ可愛いし美しいよ!?  まあ一応それがドラマをドラマたらしめる前提として必要だったのですね。
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2018-12-22

ガンジスに還る

劇場にて鑑賞。聖地バナラシで死期を迎えることを決意した頑固者の父、それに付き添うためやむなく会社を休んだ仕事人間の息子、結婚をひかえる家族想いの娘。死=解脱の街バナラシにつどう人々とのかかわりの中で、それぞれ葛藤をかかえる親子三代の関係がリセットされていく美しい映画でした。
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2018-12-21

牧師といのちの崖

先日試写にて鑑賞。観光名所である一方自殺の多さでも知られる三段壁がある和歌山県白浜町で、いのちの電話を運営し自殺志願者を思いとどまらせたり彼らの自立を支援する活動を行なっている白浜バプテスト基督教会牧師・藤薮氏の日常を、文字通り崖っぷちから救われた者たちのそれぞれの事情や思いもまじえてカメラがとらえた誠実なドキュメンタリー。ひとまず救われたとはいえいつまた自殺衝動にかられるかもしれないあやうさや信仰を持つことの一種リスクヘッジといっては語弊があるかもしれないけれどその精神的支えのありがたみや、映画を見る人それぞれのパーソナルな部分にひびいて来るようなテーマが、もちろん一般論としても重いのだけれど個人的にかなりメンタルに刺さるものあり。どんなに言葉を尽くしても説得できない、わかってもらえない、それは本当に互いの回路が決定的なまでにつながらないということで言葉が足りないとか言葉選びが違うとか、まして相手に悪意があるとかじゃない、という部分でつらかったです。。
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2018-12-20

ROMA

Netflixにて鑑賞。ノートPCの画面フル表示にしてじっくりと味わいましたが、先の東京国際映画祭で観た人が口々に「大スクリーンで観るべき」と絶賛していたのがやっと実感でき、出遅れてチケットをとりそびれたのがあらためて残念すぎる、ほんとにほんとにスクリーンでぜひもう一度観たい、魂をゆさぶられるような傑作でした(TT)
某誌の今年のベストテン・アンケートに回答した時点ではこの作品を未見だったのも今さらながらに残念。まあ他にも評判が良くて観そびれている作品は色々あるし、しょうがないけど。本ブログ勝手に年末恒例の極私的マイベストで補います。

2018-12-19

まぼろしの市街戦

劇場にて鑑賞。フィリップ・ド・ブロカ監督による66年の伝説的作品を、4Kデジタル修復版にて超遅ればせながらの初見です。第一次大戦末期、独軍と英軍が対峙する北フランスの小さな町を舞台に、戦争に血道をあげる狂気と精神病患者の狂気とどっちが真の狂気なのかをマジカルかつ祝祭的に描いた反戦コメディのミラクルな面白さ、天衣無縫なシニカルさ、豊穣なエレガンスはまさにクラシック。まさにマスターピースでした。
ちなみに今回は日本公開時バージョンとはエンディングがちょっとだけ異なるオリジナルバージョンだそうで、といっても「恐怖の報酬」のように作品イメージがガラッとかわるようなことはないと思われます。
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2018-12-18

ジュリアン

試写にて鑑賞。冒頭、息子ジュリアンの親権をめぐって対立する夫婦の離婚調停のシーンの緊迫感にたじろぎ、その後さらに不安と疑心暗鬼と恐怖感が増して最後まで目が離せないヘビーでリアルで自分までトラウマになりそうな家族のドラマ。なまじのホラー映画の何倍も怖かった。。でも、強靭なメッセージ性と深い洞察力に支えられた胸にせまる秀作。
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2018-12-17

モースト・ビューティフル・アイランド

先日試写にて鑑賞。いかにも逆説的なタイトル(「幸福城市」とかもそうでした)と「そこに堕ちれば、生きていける…」というそそる惹句。期待以上の逸品でした。セレブ相手の秘密のイベントに誘われた不法移民のヒロインの物語は、狂気とスリルと背徳的な耽美さをたたえた本気でヤバイNYの1つのリアル。魅力的な主演女優であり監督もつとめたアナ・アセンシオが自分の体験をもとに撮ったというのも驚きで、ただならぬ才能と思いました。なるべく前知識なしで見た方が緊張感も倍増しだと思うので詳しくは書かずにおきますけど1つだけ、序盤のゴキブリのシーンがあっと叫びそうになるくらいコワイんですが大事なシーンなので頑張って見てください。。
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2018-12-14

私は、マリア・カラス

先日試写にて鑑賞。自分も含めオペラには門外漢という人でも三大テノールやマリア・カラスの名声を知らぬ者はないのでは。表題作は、プッチーニ作「トスカ」の有名なアリアのタイトルのごとく「歌に生き恋に生き」た不世出の歌姫マリア・カラスの実像に秘蔵の映像や音源、書簡などから肉迫したドラマチックなドキュメンタリー。先述のように門外漢なのでこれまでマリア・カラスについては圧倒的な美貌と歌唱力あるいは恋仲だったギリシャの海運王オナシスとジャクリーン・ケネディとの電撃結婚といったとおりいっぺんのことくらいしか知らなかったもので、没後すでに長い年月がたち書籍や映画でもうだいたい語り尽くされてきたものと思い込んでいて、未公開映像をはじめ多くの知られざる情報がまだこれほど多くあったとはびっくり。それらを手元にとどめていた関係者たちのトム・ヴォルフ監督への信頼感のたまものでしょうか。
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2018-12-13

稽古

護身クラス@I道場。しーふーいわく「拳法が得意な師範もいるし、居合が得意な師範もいる。でも上にいけばみんな同じ。流派がどうとか宗派がどうとかではない」「自分のことを外から客観的に見る自分が真我。そうなれば自分が自分の師になる」「欲はあっていい。何もないのは心が動いていないから。悔しいと思うのもいい。ただしそれが集中になれば。執着になってはいけない」