英国総督 最後の家

昨日試写にて鑑賞。最初試写状のタイトルを見たときパッテン元総督の話かと勘違いしかけた香港脳な自分でしたが、この映画の主人公は1947年の英領インドの独立に立ち会ったマウントバッテン卿。統一インドの独立を期してギリギリまで調整につとめたもののヒンズー教徒とイスラム教徒の対立が激化し結果的にインドとパキスタンの分離独立となるまでの激動の歴史の1ページがドラマチックに描かれ、「ミルカ」を見たときになぜあんなに凄惨な虐殺が横行したのかが自分はろくに分かってなかった、ということがよく分かって痛ましさも倍増しでした。。。祖父母の代が実際に命がけの大移動を経験したというグリンダ・チャーダ監督の祈りと良心が伝わってくる真摯な1作。
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