青い空の広がる夏の日。まぁ12日なのだけど。
僕は懐かしさを感じる江ノ電にのって「腰越」に出かけたのだった。
ちなみに電車の車体は最新型で特に風情はなく、クーラーも効いていた。
降りるとそこは湘南の海。
道路はすでに灼熱の日差しを浴びて、陽炎の向こうに青い海が見える。
あー夏っていいぞって思わせるいい感じの空気だ。

 
なんでこんなリゾート感いっぱいの場所に
はっきり場違いの僕がやってきたのかというと、
今回、湘南オープンウォータースイミングに参加したのだ。
ただし・・・・・ボランティアで!!
オープンウォータースイミングっていうのはつまり
プールなど閉鎖された空間で泳ぐのではなく、
海などを泳ぐ競技なのだ。
今回湘南OWSでは10kmと2.5kmの2つのコースがあるらしー。
競技に参加?無理無理あなた、
遠泳なんて無理ですよ。浮かぶのは得意だけどさ。
今回の任務は海上で選手に水やゼリー飲料を渡す
海上エイドステーションなのだ。じゅ・・重要だ。たぶん。

最初から集合場所をミスった僕だったが、
もちろんまったく気にされることもなく、
漁船に乗り込んで海上に出た。
き!気持ちい!やっぱ海はいいねー。
海の男風に舳先に立って風を浴びる僕。
おそらく船長からすると邪魔だったと思うが気にしない。
 
もちろん漁船からでは泳者に手は届かないので
海上でボートに乗り換える、ここで待機なのだ・・・。
なのだが・・・・かなり辛いぞこれ。
炎天下の海上でボートの上でただ待つ。待つ。待つ。

結局スタートが若干遅れたため、1時間半近く待機してた・・・。
でもすごいね。最初に通過していったのはモノフィンっていうカテゴリ。
めちゃくちゃ早い。ちなみにエイドステーションには見向きもしない。
次はビーフィンって奴。これも早い。もちろんスルーされる。
後で聞くと、今日の競技は2.5kmで短いため寄る人が少ないとの事。
普通の遠泳の人たちがやってきてやっと活動開始って感じだったな。

いろんな人々が競技に参加してる、みんなすごいなぁ。
下は小学生の女の子から上は70歳台のおじいちゃんまでいる。
「がんばれー」とか「水ありますー」とか声かけて応援。

1時間もすると最後の泳者がやってきて終了。お疲れ様でした。
また漁船に拾われてすぐ帰港するのかと思いきや、
コースを確認するまで待機でした・・・。

最後、表彰式を覗いてから帰りましたー。くたくたになった。

絶対、競技に参加は無理だって・・・・。
北京オリンピックの正式競技にもなってるんだってさ。