姿勢研究 9  <猫背、胃下垂、慢性疲労症候群>

背中の骨は12個の椎骨が積み重なっています。
どの骨が猫背の頂点になっているかで猫背を大きく3つにわけられます。
1.肩に近い部分 
  高枕で足下のテレビを見る癖がありませんか?
  あおむけに寝て、高枕が好みになると猫背が定着してしまいます。
2.背中の真ん中
  誰が見ても猫背に見えます。
  猫背の頂点部分が後ろに反り返す柔らかな動きがなくなっていきます。
  畳や固い床の上ではあおむけに寝ることができにくくなっていませんか?
3.腰
  胸椎の10番から腰椎にかけては前弯しているのが正常です。
  それが反対の後弯にひっくり返った状態です。
  腰痛の経験者かもしれません。
  座るときはあぐらばかり、腰かければ足を組む、
  足を組まなくても腰を常に尾骨中心にストンと落とす癖のある方々です。


自分が長年かけて作り上げた、猫背姿勢なのです。
薬や注射で治るはずがありません。
まずは、やってはならない自分の姿勢の癖を知ることです。

枕が高くてはいけません。枕がなくても固い床の上に30分はあおむけに、背中を伸ばしましょう。
あおむけの時だけ、身体の重みで背骨が伸びるのです。
前後に胸張り体操も頑張りましょう。

ここで大事なこと、
1.胃下垂
2.慢性疲労症候群
重力に逆らいすぎた長年の猫背姿勢と、運動嫌いがわざわいして、
無気力、何をしたわけでもないのに疲れるといった症状。


いずれも病ではありません。
猫背を直せという警告症状と受け止めましょう。


           姿勢教育塾
姿勢の正しいアドバイスを求めている方、必要な方が大勢います。
そういった方たちのお役に立つ知識と能力を身に付けませんか?
私が塾長を務める姿勢教育塾は、
誰でもわかる優しい言葉で理解できる講義と実技のプログラムで、
姿勢が原因となる身体の不調を取り除くことができます。


http://siseijuku.com/