一見穏やかな軋轢

軋轢ときいて真っ先に思いつくレコードは

軋轢

軋轢

だが、レックの本人の口から「マッさんが〜」と恒松正敏のことを楽しそうにしゃべってたんで、メンバー間に修復不可能な軋轢はなかった模様。


で、先日、どっかで水浸しにしてしまった初期QJのうち「vol.12」を見かけたんで購入*1
そんなかの「エヴァンゲリオン小事典」(伊藤剛+編集部」の一項目"XTCのTシャツ"ってのにふーんとなる。で、思い浮かべたのが

Skylarking

Skylarking

なんの先入観もなしにこのアルバムを聴いて、凄まじいフリクションを感じるのは不可能だと思う。しかし、レコーディング最中のアンディ・パートリッジとトッド・ラングレンの確執はポップファンの常識である。
それにしてもXTCに限らず、この「小事典」で引かれているバンド(ユニット)には修復不可能な軋轢が生じたものばかりだ。
ヘッド博士の世界塔

ヘッド博士の世界塔

This Charming Man, Remixes

This Charming Man, Remixes

アンノウン・プレジャーズ【コレクターズ・エディション】

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でも、『SKYLARKING』以外はその軋轢が音から垣間見えているように思えるが、これだけはホント相武紗季あたりが「これ聴くと癒されるんですぅ」などとほざいてもおかしくないような内容だもんね。

*1:「岡田京子全単行本レビュー」なんかあったんで、買い戻して正解!