ロットゥーが各バスターミナルに分散したので分散先を調べた。

ロットゥー言って分かる人どのくらいいるのかな。タイによく行く人には常識だと思いますがたぶん知らない人は知らないので改めて。
タイ文字ではรถตู้って書いてミニバン、ハイエースみたいな形で12人位乗りくらいのワゴン車がありますがアレのことです。で、ここで言うロットゥーつうのは、あのワゴン車そのものではなく、1人1人でバス料金払って乗れるサービスのことを言います。料金は大型バスよりはちょっと高め、タクシーよりはもちろん安め。ここ10年弱で一般的になった交通手段ではあるのですが、タイ語がわからないと微妙に使えないのでガイドブックにもあまり詳しくは載ってません。ウェブサイトとかブログとかでガッチリ書いているのを見て調べるのが乗るための一番わかりやすい手段かな。行き先さえ連呼してれば有名どころならだいたいなんとかなります。(帰りのことをどうするかという問題はまあ置いておきます)

で、このロットゥーの便利なところは、バンコクからですと戦勝記念塔のところからほとんどの路線が出ていて、どこのバスターミナルよりも交通の便が良かったところにあります。北バスターミナルとかタクシーでも使わないとたどり着けなかったからなあ。それがBTSの駅から徒歩で行けるというだけで移動時間の短縮になるのは非常に便利でした。良かった、とか、でした、とか過去形なのは、今年10月から戦勝記念塔のロットゥー乗場はほぼ全て廃止になって、各バスターミナルに分散したからなんですね。

この告知、10月の初め頃に告知されて、PDFもダウンロード可能です。ところがこれ全部タイ語なんですね。読めない人にはつらい。いちおう日本語の情報がDACOのサイトにあるんですが、さてどうだろう、ということで訳してみました。

で、それ。

PDFにはいくつか重複があったのでそれを除いて訳を貼り付けたのがこちらです。著作権とはあるのかな、少なくとも私は主張しませんので自己判断により自由にお使いください。
なお、各バスターミナルに向かうシャトルバスはDACOの既報によると半年間の運行だそうですが、これにはいつまでとか書かれていませんでした。

読み方。

地名はまあなんとか訳しましたが、地方のスーパーマーケット名とかで書かれていたりもするのでまあその辺はなんとかしてください。たぶんそういうところに元々行き来していた人はこんなのなくてもなんとかなると思います。ディンデンとかパヤタイとか書いてあるのはバス会社名かなと最初は思ったんですが、どうも戦勝記念塔のバス乗り場のことっぽいです。そう言えば戦勝記念塔のバスのりばにそういう振り分けがあったな、と今になって思い出しました。

この写真の地図、北が左になってます。なんかどういう原則かよくわかってないんですがタイの地図には北を上にするみたいな暗黙の了解は存在しません。アップしたPDFの地図もN記号っぽいものありますがこれ全然北の向きを示しているものじゃないのでお気をつけください。

で、緑がパホンヨーティン、赤がディンデーン、青がパヤタイ、黄色がラチャウィティ―ですね。それぞれ戦勝記念塔に接続している通りの名前です。おそらくバスもその通りに向かう際はこれらの乗り場に止まってたんでしょう。PDFには、ここに書いてない地名が2つほどありますが、それらおそらく別のロットゥー乗り場だと思われます。

注意

各バスターミナルに移転、とは書きましたが、南バスターミナルは少し事情が違います。南バスターミナルは10年ちょっと前に、新南バスターミナル(サーイ・タイ・マイ)ができてほとんどのバスはそちらから出ていますが、ロットゥーはそちらに移転していません。旧南バスターミナルから発着します。旧南バスターミナルって何ていうのかなと思ったら「サーイ・タイ・ピンクラオ」だそうです。ピンクラオは旧南バスターミナルがあるところあたりの地名ですね。

続き

で、各バスターミナルに行かなかったロットゥーがあったのでそれも調べました。(次のエントリー)