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XRQ技研の業務日誌(XRQ Tech Lab)

2009-09-05 ミニ パドル2

shig552009-09-05

9月に入り、朝晩の気温がすっかり涼しくなってきた。先日、台風11号が関東地方をかすめていったと思ったら、もう南の海上で大型の12号が発生し、勢力を強めながら本州に向かっているという。二百十日ころは台風がよく来るころと言われるが、まさにその通りである。

台風には発生順に番号が付けられ、今回も12号と呼ばれているが、2000年からアジア地区で発生した台風に各国共通に名前が付けられているようだ。12号は(ドゥージェン)という中国からの提案Dujuan(つつじ)がつけられている。あらかじめ各国から提案された名前140がリストになっており、今回はその86番目のもので、次の台風には北朝鮮提案の(ムジゲ)Dujuan(虹)という名前が付けられるのだそうだ。日本の名前は星座名で89番目に(コップ)が入っている。

さて、5月17日のブログにも書いたが、ミニパドルをオークションに出したところ、「のむさんのローテク工房」さんから「実用新案に抵触するのではないか、マナー違反では」とのご指摘をいただき、オークションを取り下げたことがある。

この件では実用新案とはどんな権利であるかなどいろいろ学ぶ機会を与えてもらった。そこで、「のむさんのローテク工房」さんの実用新案に抵触しないようにするにはどうすればよいのかを考えてきた。

「【実用新案登録請求の範囲】という項目があり、

【請求項1】

横振れ電鍵の構造を操作部分(パドルと電気接点及び調整機構を含む)と固定装置に分け、固定装置を取り外し可能とした横振れ電鍵。

【請求項2】

横振れ電鍵の構造を操作部分(パドルと電気接点及び調整機構を含む)と固定装置に分け、両者を軸でつなぐ構造とした横振れ電鍵。

という部分をクリアすればよいので、ホームセンターを歩き回り、何か良い方法はないかと考えてきた。その成果が写真のミニパドル2である。操作部分と固定装置に分けなければよいので、マイクロスイッチの支持部分を1穴と2穴の部分がコの字型になっているミニステーN1(商品名)を使うことにした。操作部分は一体化しており、それをマグネットにビス留めする構造である。ビス留めしていることを「取り外し可能」と見なすか否かは判断の分かれるところかも知れないが、操作部とマグネットは個々には独立した機能を持っていないので、全体として一体のものであると考える。

さらに、「軸でつなぐ構造」として固定装置部分を動かさなくても操作部分が回転できることが実用新案に登録されているようだが、ミニパドル2ではコの字型の金具で全体が一体となっているので「軸でつなぐ構造」ではない。

私は実用新案の登録をしようとも思わないし、この工夫で商売をしようとも思っていない。もの作りの楽しさに惹かれ、いろいろ工夫してきたのだが、オークションに出品するということから、他の方の商売の邪魔になってしまったようだ。アマチュアのもの作りは、法的な規制は別にして、さまざまな制約を設けずに自由な発想でやるところに醍醐味がある。しかし、今回は壁を作ってもらったおかげで、考え工夫する楽しみをさせてもらった。もの作りの奥は深そうである。