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XRQ技研の業務日誌(XRQ Tech Lab)

2011-01-20 ICSP インサーキット シリアル プログラミング

マルチカラーイルミネーション

 大寒を迎えて、これから立春にかけてか一番寒いそうだが、まだまだ寒さが続きそうだ。列島を縦に何本もの等圧線が並び西高東低の気圧配置が続いている。列島の背骨を走る山並みで雪を下ろしてきた冷たい風がびゅーびゅーと吹いている。昼間、陽差しのあるときにはとても暖かいのだが、陽が傾くと共に寒さが増してくる。夏には陽射しの暑さに閉口したものだが、このごろでは太陽の暖かさが恋しい。もう少しで節分。春が近づくのが待ち遠しい。

 もの作りは楽しい。自分の思っているようなものができるともっと嬉しくなる。どうも私はその喜びに取り憑かれやすいようで、うまくいった製作を何個も作ってしまう。部屋の中には同じものが何個も何個も転がっている。いろいろ工夫して作り上げたものだから思い入れもあり、身近な人に使ってもらっても製作物が溜まる一方である。

 今回の製作はマルチカラーLEDをPICというワンチップマイコンでコントロールするもの。cdsによって明るさを検知し、いろいろな動作をさせるものだ。単4乾電池2本で動作し、ケースにもうまく組み込むことができた。プログラムを工夫し、いろいろなバリエーションのものができてきた。プログラムの変更をするごとに外見は同じだが動作が異なるものが増えてくる。

 そのときに気づいたのがこの技術である。インサーキットシリアルプログラミング。回路にPICを組み込んだまま、プログラムを書き換える技術である。どんな回路でも使えるわけではなく、プログラミングに必要なクロック、データ、Vdd、GND、Vppの端子が制御可能な状態になっていなければならない。回路に組み込まれているPICのそれぞれの端子には、RやC、Lやその他のデバイスなどが接続されているのでプログラムのための信号がそちらに流れてしまうとプログラミングができないのだ。

 ところが、今回の回路では接続されているのはLEDだけなので、うまい具合にプログラムするための信号が生きていたのだ。つまり、回路はそのままで、プログラムを何回でも書き換えることができるのである。今回使用したPICはフラッシュメモリーという100万回も書き換えることができるものだという。これならいくつもの装置を作らなくても、同じ装置のPICを書き換えることで全く違った動作をさせることができる。製作がソフト中心になるのだ。何よりも部屋の中に物がごろごろすることが防げる。

 こうして、今回の製作はまだまだ変化を続けている最中だが、これまでできたものは次のようなものである。

  • 暗くなるとマルチカラーLEDが点灯し、数時間後に消灯する。イルミネーションである。
  • 暗くなるとしばらくは動作しないが、数時間後に点灯し、一定時間後に消灯する。
  • 暗くなると数分ごとにLEDのフラッシュを繰り返し、どきどきマルチカラー発光を行う。

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まだまだプログラム作りが楽しめそうである。ICSPを活用して楽しみたい。