shigeri2004-09-22

 天王寺氏にメールを出して、私がゲイバーやナイトに行くのをやめるつもりが無いこと、天王寺氏がそれで良ければやり直してもいいことを伝えました。
 天王寺氏から返事がありました。「わかりました。これからよく話し合ってお互い理解しあうようにしないといけませんね。」
 というわけで仕切りなおしです。嬉しいけど、単純には喜べないのが残念です。何事もなかったかのように気持ちをリセットすることはなかなかできませんから。
 とりあえず次の日曜日に会って色々話をする予定。会ったらHしちゃうんだろうな(^_^;

 ② A FAMILY AFFAIR

 出演: Helen Lensnick, Erica Shaffer
 制作・監督・脚本: Helen Lensnick
 2003年 アメリ


 新しい生活と新しいロマンスを求めてニューヨークから両親の住むサンディエゴに移り住んできたレイチェル。PFLAG(レズビアンやゲイの子供・友人を持つ人たちのサポートグループ)の活動家でもあるレイチェルの母親は、彼女のために「お見合い」をセッティングします。最初は乗り気でなかったレイチェルですが、紹介されたクリスティーンとすぐに意気投合し、やがて一緒に住むようになります。同棲を始めて一年が過ぎた頃、二人は「結婚」を考え始めます。そんな折、レイチェルの前カノのレジーがヨリを戻そうとして接近してきます・・・。レズビアン版「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」みたいなコメディ。


 レイチェルの一族がユダヤ教徒ということで先日見た「Kissing ジェシカ」と共通点があったので取り上げてみました。主演の女優さんが制作を手がけているところも「ジェシカ」と同じですね。
 恋愛関係よりも、家族との関係(めちゃめちゃ理解のある親きょうだい)のオモロさとか、それまであまり「お付き合い」に深入りした経験のないレイチェルがクリスティーンに「結婚」(家族になること)を突きつけられて戸惑うところが中心のテーマだと思います。レズビアンの結婚を描いたこと以外は他愛も無いストーリーですが、笑えるレズビアンネタが随所に散りばめてあって飽きることなく見終わることができました。
 もし日本でビデオ化されたら(もしかしてされてたりして。情報求む!)軽い気持ちで見て下さいね。


 しかし映画に見るユダヤ教のおっ母さんって何でみんなあんなにパワフルなんでしょうね。PFLAGは実在する組織で、全米ですごく熱心に活動を展開しているようですが、ああいう「親子」の関係というのが日本のLGBT関係ではあまり見られないのは、ゲイアクティビズムの歴史の違いなのか、それともそもそも土壌となる国民性が違うのか。アメリカでのゲイパレードの盛り上がり(と、長年続いていること)を考えるときもいつも思います。