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shigesan-1943の日記

2012-04-26

九州一泊の旅

16:12

あれからもうよんじゅうねん!!」。切れそうなもろい糸をなんとかつないで過したよんじゅうねん!!。もうじき結婚記念日だが、その日はかみさんが都合悪く、誕生日祝いということで九州を旅した。人気の観光地を串刺しにして1泊3食29800円。お得なプランだがそれなりに落とし穴もあった。

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朝7:30に名古屋を出て3時間で小倉着。恐るべき速さだ。昔自分が出張で新幹線を使ったときは5時間近くかかった記憶がある。

今の新幹線は複葉機時代の飛行機より早いのだ。

リニア鉄道というこれより速い物を作ってどうするというんだろう?人口は減り、ビジネス規模は縮小し、おまけに大部分がトンネルという。その上恐るべき磁界に長時間晒され続ける。こんなものに乗る人がおるんだろうか? 採算が取れるはずがない。

結局つけは税金だ。

その頃オレはこの世にいないからどうなっても構わんが、次世代の子供はほんとにかわいそうだ。なんてことを考えているうちに最初の目的地。太宰府天満宮へ着いた。

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天満宮本殿へ通じる太鼓橋。この橋を渡るときは後を振り向いちゃいけないそうだ。

・・・・かあちゃん、あぶない。

後振り向いちゃいかんて・・・・

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次がJR久大線、豊後森駅近くにある機関庫転車台跡。

取り壊しにあうところ町の人の熱意で整備して観光地にするという。

今は内部に入れないので、畦道伝いに外から眺めるだけ。

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公園に整備されたらこの破れたガラスも修復されてしまうんだろうか。

このまま残したほうがいいと思うんだけど。

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機関庫跡の周りは蓮華畑が続く。

ここでタイミングよく蓮華畑の向こうに、JRの列車が通りかかってくれれば最高なんだが。世の中、そんなにうまくことは運ばない。

大岩扇山と宝山を背景に蓮華のお花畑。

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この日の最後は温泉地由布院。

店が並ぶ狭い通りを寝不足の頭でボーッとしながら、大勢の観光客とともにそぞろ歩く。

時々建物の向こうから由布岳が顔を出す。

魅力的な山だ。

山を登る元気よ。

もう一度戻って来い。


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登れないならこちらから近づいてやろう、と

望遠で引き寄せる。

6年前に購入したコンパクトデジカメだが、その機能は凄い。

しかも上着のポケットにしまいこんで使える便利さ。




この後、別府温泉へ行って待望の夕食だが、ここに落とし穴があった。

ケージに詰め込まれた鶏よろしく狭いところに押し込められ、

鶏の餌のようなわずかな夕食をついばむ味気なさ。

これでは夜、腹が減るだろうと近くのスーパーへ行っておやつを買い込む始末。

格安旅行の落とし前はここできっちりとつけられていた。


別府の夜は、部屋に閉じこもっていた。疲れて外へ出る気もしないし、ホテルの客はほとんどが韓国、中国からの人々。おまけに大浴場では自分が他人のタオルを間違えて使ってしまい、わけのわからない言葉でまくし立てられ、平謝り。

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さて、2日目。最初は日本一の人道吊橋と銘打った「九重”夢”大吊橋」。これはがっかり。当たり前だが橋そのものに生活の匂いがない。観光客のための鋼鉄と極太のワイヤーロープで固められた橋だった。

十津川村の谷瀬の吊橋はもう一度行きたいが、ここは二度と来たくない。おまけにこの日は黄砂がひどく、新緑の山肌もかすんでしまい、流れ落ちる長大な滝も黄砂の中にぼんやりと浮かんでいる有様だった。





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次は、九州で人気観光地NO・1(と、バスガイドのお姉さんが言っていた)高千穂峡。1km弱に渡って続く瀞と廊下が見もの、だが、

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貸しボートが渋滞するこんな風景も。

昔、滝と廊下を求めて谷を歩いた者にとって

寂しいというか、異次元の風景だ。

木曽山脈大田切川本谷で、滑川で

ずぶ濡れになって谷と一体になって過した記憶が、

蘇る。

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九州の旅、最後は阿蘇山。

黄砂にかすんだ山から噴煙が上がる。

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そして草千里。

ここは初めてだけど、

なんとなく懐かしいなぁ。

五十数年前、菊池市に住むペンフレンドが草千里のことを書いてくれた。

それから半世紀を経て今、自分の目でこの草千里を確かめることができた。

長い年月を経て、風景も黄砂でかすんでいるのが、

なんとなく似つかわしい。

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