マンション維持修繕技術者試験 10-16

【問題16】外壁タイルの劣化調査診断に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.タイルの裏あし破断は、一般的に深目地タイル仕上げの場合には発生しない。

2.赤外線装置法とは、タイルの浮き部と健全部の熱伝導の違いによる表面の温度差を赤外線装置により測定し、浮きの有無や程度を調査する方法である。

3.タイルの浮き部範囲の調査方法として現在最も精度が高いとされている方法は、反発法である。

4.タイルの浮き調査法の一つである打診法とは、テストハンマーを用いて空洞音を捉えタイルの浮き有無や程度を調査する方法であり、熟練者でなくても容易にできる調査法である。

■ANS 2

①深目地仕上げは裏あしが破断しやすい

③タイル浮きの調査で最も信頼度が高いのは「打診法」

④打診法について、熟練者でなくても容易にできる方法であるというのは間違い(熟練者が行う)