マンション維持修繕技術者試験 04-06

【問題6】コンクリートの中性化深さの調査・診断に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.中性化の進行は、新築時の水セメント比と密接な関係があるので、新築時の記録があれば参考にする。

2.ドリル粉末法の場合、塗膜仕上げが施されているときは仕上げ材を除去する必要があるが、コア採取法の場合は除去する必要はない。

3.中性化深さ調査に用いる試薬は、1%フェノールフタレインエタノール溶液を使用する。

4.コア採取法による調査では、コアの側面に試薬を噴霧し、赤く呈色した部分を中性化深さとして、ノギス、スケール等を用いて測定する。

■ANS 4

「赤く呈色した部分」ではなく、「表面化から赤く呈色した部分に至るまでの距離」が中性化深さ