今日は、というか、今日もというか、はなちゃんことちゃん訪問。
木曜に行ったばかりじゃないか?
いいじゃないか、何曜日に行ったって。
いつ行こうがワシの勝手じゃ。
着いてすぐ、はなちゃんと公園に行く。
マンションのエレベーターに乗ったら、途中の階ではなちゃんくらいの女の子とお母さんが乗ってきた。
女の子の赤いカバンを見たはなちゃん、「いいカバン持ってるねえ」といいました。
お母さんがびっくりしたように笑ってました。
マンションの近くの大きな公園です。
小学5、6年生という感じの子供たちが数十人、元気よく遊んでました。
走り回ったりサッカーボールをけったり、元気よすぎて、はなちゃんくらいの子を連れてるとこわいくらいです。
公園を、背広姿の中年男性が通り過ぎると、子供たちが、「○○先生!」と声をかけた。
黒いパンツスーツ姿の中年女性が通ると、「××先生!次、誰のとこ?」
はは〜ん。
家庭訪問ですね。
スーツ姿の若い男性がハデな自転車で通りかかると、「佐藤先生や!」と子供たちが叫びました。
先生、「○○コートはどっちかな?」
子供たち、「あっち、あっち」と口々に答える。
走り去る先生を女の子が追いかけてサッカーボールをぶつけた。
それを見てバラバラッとボールを持った男女が先生を追いかけて、ボールを投げつけました。
先生は、「ひえ〜!助けてくれ〜!」と叫びつつ走り去りました。
子供たちが、「吉田先生や!」と叫んだので、見ると、「え?これが先生?女子大生じゃないのか」と思えるようなかわいらしい若い先生でした。
男の子や女の子が、先生のまわりをわっと取り囲みました。
人気ですね。
先生と鬼ごっこを始めました。
一団となって向こうへ走って行ったと思ったら、しばらくして、ダーッとものすごい勢いでこっちに戻ってきた。
男の子や女の子が猛然と走る後ろから猛然と追いかけてきたのは、なんと、よ、よ、吉田先生!
うろちょろ必死に逃げ回る子供たちを恐るべきスピードで右へ左へ追いかけまわす。
その走りっぷり、その勢いたるや、子供の相手をしてる先生、という感じじゃありません。
子供といっしょやがな。(-_-;)
それを見ていた男の子が叫びました。
「先生!おとなげないで!」
他の子たちも、「先生!おとなげない!」「おとなげないわ!」
別の男の子が、「先生!ヒールついた靴で走ってこけたらどうするん?」
「ほんまや!ヒールついた靴で!」
いいですなあ、吉田先生。
いいなあ、キミたち。
はなちゃんは黙々と砂遊び。
はなちゃんのそばで、6年生くらいの女の子が三人、なにかしてる。
はなちゃんが、「おまんじゅう作ってはるわ」というので、見たら、なるほど土でおまんじゅうを作ってた。
こんな大きな子でも、土まんじゅうなんか作るのかと、微笑ましく見てたら、なんと、まんまるじゃないですか!
とても土まんじゅうとは思えない。
金属製かと見まがうほどに実に見事に真ん丸すべすすべつるつるである。
いやあ、さすが高学年、すごいもんだと感心しました。
帰ってから、はなちゃんのママに報告したら、「あ〜、小学生の時、そんなことしたわ。ほんとに、まんまるにできるねん」とのことでした。
ふ〜む、二十年ほど前、はなちゃんのママも、見事な真ん丸土まんじゅうを作ってたのか。
はなちゃんも、十年ほどしたら、見事な真ん丸土まんじゅうを作るんでしょうな。