DVD『ぼんち』を買いました。
1960年の大映映画です。
女優陣が豪華です。
山田五十鈴、京マチ子、若尾文子、草笛光子、越路吹雪、毛利菊枝に、北林谷栄とくると、期待してしまうじゃありませんか。
期待どおりでした。
女遊びのアホボンの映画だと思ってたんですが、けっこうまじめな船場のボンの話でした。
古い日本映画、いいと思います。
映画全盛期というか全盛期の名残というか、力を感じます。
今の、ハリウッド大作とか話題作にはない、ふつうのがんばりというか力というか、そんなものを感じます。
最近では、『危険旅行』という有馬稲子の映画を見ました。
たいしたことないです。
たいしたことないけど、いいです。
『ぼんち』の前に見たのは、若尾文子主演の『婚期』です。
『ぼんち』と『婚期』は、そっくりですね。
ほとんど同じと言っていい。
内容じゃないですよ。
「ぼんち」と「こんき」。
似すぎてません?
どっちもよかったです。