若草鹿之助の「今日はラッキー!」

日記です。孫観察、油絵、乗馬、おもしろくない映画の紹介など

はいてない感パンツ

今日から自治会のラジオ体操。

朝6時10分に家を出ました。

会場で小学生の男の子がニコニコと近づいてきた。
なんたって公民館分館長を2年やったから顔は売れてます。

「休みの日は早起きできるからだいじょうぶや!」

60年前の私といっしょですね。


新聞の記事。

はいてない感パンツ:グンゼ男性用:腰ゴムなしでも安定」

グンゼは19日、腰のゴムをなくした男性用パンツ「AIRZ」を発売した。

記事によれば、グンゼは男性用下着の進化を支えてきたそうで、50年代、70年代、90年代に新製品を発売してきた。

その、50年代、70年代、90年代のパンツの写真を見てアッと驚いた。

すべて見おぼえがある。
というか、すべてはきおぼえがある。

これ、グンゼのパンツか?
私のパンツじゃないか!

重大な個人情報流出ですよ。

う〜む、グンゼのパンツの歴史は、私のパンツの歴史と完全に重なっている。
私は、グンゼに支配されてたというか踊らされていたというか、いや、パンツをはいて踊ったつもりはないんですが、結果的にそうなってしまってたみたい。


いや、踊らされてたのは、私じゃなくて、母と家内です。

三十年ほど前に、「オジサンとはどういう種族か」という特集みたいなのをやってた。

「結婚前は母親が買ってきたものを着て、結婚後は奥さんが買ってきたものを着るのがオジサンである」

お!私はオジサンだ、と思いました。


母や家内が選んだものに文句を言ったことはありません。

一度だけ母に疑問をぶつけたことはある。

新聞の写真の「70年代トランクス」という形のパンツです。

不思議な柄だったんです。

ラッパから馬が顔を出している。
その小さな絵がパンツ全面にばらまいてある。

私が、「なぜこんな柄を選んだのか」と聞いたら、母は、「いいやないの」と笑ってました。