今季の鹿島について
素敵な記事があったのでメモ。
今シーズンの鹿島アントラーズ研究 - pal-9999の日記
あいかわらずこの方の説明は面白いなあ。
まずオフェンスについて。
- オリヴェイラ最終年からのオフェンスの停滞は、ハイプレスによるショートカウンターができなくなってきたから
- これは、選手の加齢によって以前のような運動量が失われたことが要因
- 今いる選手では、このようなサッカーをするのは難しく、ポゼッション主体で点を取っていくしかない
次に、ディフェンス面について気になった点を引用。
- 鹿島の4-4-2の問題点
セレッソ得意の中央突破からの得点なんですけど、このシーンの紹介をしたのは、鹿島の守備の話にもなるからです。というより、このシーン見たとき、鹿島さん、「セレッソのスカウティング、ちゃんとした?」と思ったからで。
(中略)まぁ、こんなシーンにつながるんですけど、前半通じて思っていた事ですけど、鹿島の守備に、あまりに連動性がない・・・・このシーンだと、中央に突っ立ってるSHは、バイタルのスペース埋めないといけないのボケーと突っ立ってるんで、バイタルがスカスカだし、CBとボランチのマークの受け渡しも上手く行われてません。だから、このシーンでも、決定的なシュートを打たれてます。実は、これも、オリヴェイラ政権末期から続く鹿島の問題点です。前でのプレスが上手く機能しない為、FWとMFのスペースを使われがちで、相手のボランチのビルドアップを防ぐことが出来ず、そこからサイドに展開されて、ボランチをサイドに釣り出され、空いたバイタルを使われて失点という形です。
- 鹿島の4-3-1-2(中盤ダイヤ)の問題点
鹿島のほうも、相手のSBを誰がみるのかって所が問題になります。ここは、ガンバ戦でも問題になってました。相手のSBが浮いちゃうんですね。
(中略)ただ、ここでは、4312の弱点がモロにでてます。つまり、相手のSBにプレスがかかりにくいって問題です。このシーンでは、完全に清水の左SBである李が浮いてしまってます。鹿島の左CHである遠藤康が中央に引き寄せられちゃってるから、しょうがないんですけどね。で、そこから、逆サイドへの鬼の精度のサイドチェンジを入れられてしまい、そこから崩されて失点と。