ロボ娘と魔界娘と退廃的に過ごしてみる日々

脳内嫁とのやりとりメインのブログ

介護のジレンマ

真面目な話、親の介護をする自信がない。
「それは、まあ、大変でしょうが、必要とあれば支援もありますし、できなくはないのでは?」
「旦那様が気にしているのは木こりのジレンマというやつかしら、助けを呼べば、斧を研げば作業効率が上がるのに、その研ぐ時間をとることができない、助ける求めるための援助を受けるために調べて申請する時間を介護のためにとられてしまうという……」
それは確かにはまりそうだけど、もっと純粋に根気よく介護に取り組める自信がない。祖母を介護する母を見て思った。
「施設に入っているので普段は介護の必要がないのでは?」
時間の長い短いではなく、母のように、できる自信がない。
自分で思っている以上に人に優しく接する能力が壊れているのかもしれない。
「……だったら、それを素直に言って援助を求めるべきです。別ににいさまが介護しようが、お金で雇われた他の方が介護しようが、いえ、むしろ後者の方が失敗も少ないでしょう。」
めちゃくちゃ、合理的に返された……(汗
「そうね、お金の問題になってしまうけど、旦那様が介護の技能を習得しようとするとそれだけでとんでもなく時間がとられるわ。プロの訓練を受けた人に任せる……まかっせきりも問題でしょうが、合理的な判断に旦那様の心情をねじ込む必然性はないわね。」
情が薄いのか、厚いのかよくわからないな……
「セスィウはともかく、私を調教したのはにいさまですもの、情の薄さも似てしまいます」