テントウムシの夏休み(夏眠)

東京では、7月に入るとアブラムシが減って来ます。
だいたい27度を過ぎるころが目安です。
従って、北海道では夏にもアブラムシがいます。
食べ物が少なくなるこの季節は、テントウムシは「夏眠」といって
落ち葉の下の涼しい所で眠ってしまいます。
テントウムシを飼っている人に以前話を聞きましたが
自然界と同じに、夏場はエサをやらずに暗くて涼しい所で眠らせるらしいです。
眠る前にアブラムシを沢山食べさせておけば
フィルムケースや、タッパーに入れて
冷蔵庫で3カ月位は、長く眠らせておいても大丈夫との事です。

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テントウムシの冬休み(越冬)

これからの寒い季節、テントウムシは越冬の準備に入ります。
11月の初めごろになると、テントウムシたちは空高く飛んで
周囲に緑の多い、白い建物の近くに集まります。
おそらく自然界では、枯れた大きな木や岩などが、太陽の光に反射して
白く見えるからではないかと、僕自身は考えています。
身近な場所ですと、学校などがこの条件に当てはまります。
子供の用があって、小学校を訪れた時、風の当たらない校舎の隙間の様な所に
テントウムシが集まっているのを見かけたことがあります。
その後に、我が子に尋ねましたところ、11月中の暖かい日には、日ごとに集まるテントウムシが増えているようでした。
やはり、一匹で越冬するよりも集団でいる方が、生存率が高まるのではないでしょうか。
調べたところでは、一度越冬した場所では、次の年にも同じように越冬するとの事です。

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テントウムシはどれくらいアブラムシを食べるのか?

アブラムシは、4月はモミジ、バラ、クロマツ、クローバー、ハルジオン。
5月はヤナギ、ムクゲ。夏はヨモギセイタカアワダチソウ。9月は、クリ、ヨモギなどについています。
テントウムシの幼虫は、アブラムシを一日で20匹くらい、成虫では、100匹ぐらい食べると先日お話しましたが、
例えば、「アブラムシだらけ」のヨモギがあれば、約2,000匹くらいのアブラムシがいるそうです。
ちょうど、テントウムシの幼虫が6匹が、成虫になるまでの2週間分の食べ物としてのアブラムシです。
テントウムシの幼虫は、砂糖水だけをなめさせても長生きしますが、それだけでは卵を産む力が出ないそうです。
卵を産ませるためには、アブラムシを食べさせる必要があるそうです。

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農薬を使わない害虫駆除(アブラムシ編-その2)

昨日に続き、アブラムシ駆除のポイントです。

3.アブラムシは反射光を嫌うので、株元に光を反射するポリエチレンフィルムや、アルミ箔などを
  敷いておきます。

4.アブラムシの数が少ない場合は、指先にガムテープなどを巻いて、アブラムシをくっつけて
  取ります。

5.天敵のテントウムシを放す。ただし、成虫はすぐに飛んで行ってしまうので、幼虫を捕まえてきて放します。
  ナミテントウナナホシテントウの幼虫です。もちろん、成虫もアブラムシを食べるのですが。
  一日で、幼虫の場合はアブラムシを20匹ぐらい、成虫では100匹くらい食べます。

次回は、このテントウムシの生態と、捕まえ方と上手な飼い方について少し解説します。

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農薬を使わない害虫駆除(アブラムシ編-その1)

アブラムシの駆除について、農薬を使わない方法をいくつか伝授致します。

1.牛乳や粉石けんをアブラムシに直接噴霧して、窒息させる。
  粉せっけんは、水1リットル当たり、10グラムが目安です。
  よく晴れた日に行います。

2.アブラムシは黄色に誘引されるので、黄色の粘着トラップを設置しておく。
  ホームセンターなどで、虫取りトラップなどは市販されています。
  旗状の形になっているもので、株の根本に差して使うものなどがあります。

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消毒薬の作り方


農薬には毒物と劇薬がありますが、毒薬の方が毒性が強いのが、一般的です。
次に消毒薬の作り方です。
例えばダイセン500倍、スミチオン1000倍の混合液という場合は
それぞれの濃度に薄めた農薬を混ぜ合わせるのではありません。
この混合液を、例えば10リットル作るとすると、
ダイセン20グラム、スミチオン10ccを
いっしょに10リットルの水に溶かすということです。
展着剤は必ず入れて使います。

展着剤なしでは、せっかくの薬剤が葉にとどまることなく、流れてしまいますので全く効果が期待できません。

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オールラウンドの消毒剤は、どういう組み合わせがベストか?

病害虫の名前をいちいち調べての薬剤散布は大変です。
また、発生がひどくなってからでは、薬の効果も期待薄です。
いったいどうすれば、いいのでしょうか?

そんな時は、広い範囲に効果のあるダイセン500倍、スミチオン1000倍の混合液が有効です。

この混合液を、4〜10月まで、毎月一回散布するのが、おススメです。
このほかに、乾燥が続いてダニの発生で、被害が予想されるときは、5月と7〜9月は、殺ダニ剤を混用します。
そして冬場には、マシン油乳剤60倍液を散布すれば、ほとんどの病害虫を防除出来ます。

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