昨日の北國新聞朝刊より「初代の運行終了記念 花いろ列車お別れ切符 のと鉄道 新車両きょう発車」

のと鉄道穴水町)は1日、金沢市湯涌温泉をモデルにしたアニメ「花咲くいろは」の初代ラッピング列車が8月末で運行を終えるのを記念し、特別乗車券を穴水駅で販売する。車両を模したミニチュアペーパークラフト付き限定品となる。北陸三県の「ご当地アニメ」3作品があしらわれた新ラッピング列車もお目見えし、のと鉄道はアニメを通して、能登への観光誘客を加速させる。
特別乗車券は、穴水−西岸間の乗車券に、初代ラッピング列車のミニチュアペーパークラフトが付く。価格は税込みで1200円。在庫が無くなり次第、販売を終了する。
新しいラッピング列車に描かれたのは、花咲くいろはのほか、南砺市城南の「true tears」、坂井市三国町の「グラスリップ」の登場キャラクター。もう一方の側面には、既存のラッピング列車とは異なる花咲くいろはの新デザインが施された。
新ラッピング列車は、1日午後0時48分の穴水駅発が最初の運行となり、8月の1ヶ月間は新旧の車両が走ることになる。3、10、24日には、穴水駅で新旧車両を連結させた撮影会が開催される。
のと鉄道の担当者は「アニメ、鉄道ファンともに楽しめる仕様になった。実際に乗って、里山里海の景色も満喫してほしい」と話した。

観光列車の名称3708件応募
のと鉄道が来年春の大型連休前後に運行を開始する観光列車の名称募集がこのほど終了し、県内外から3708件の応募があった。名称選考委員会で検討し、秋頃に正式決定する。