走って観てきた
今日から11月。
カレンダーもあと2枚。
今年は何か残せたのかなとふと不安になる。
そして今日は1日である。
そうだファーストデー、映画の日じゃないか。
が、しかし金がない!
財布を落としたばかりでなんである。
クレジットカードもキャッシュカードも再発行待ち。
とにかく現金がないんです(涙)
今日の予算は1000円。
当然交通費は出せない。
そうだ、キミには最終兵器があるじゃないか。
えぇ、走って行けばいいんですよね。はい。
…っつーことで、着替えと軽食をリュックに詰めて県境の河を越えて
映画館までひとっ走り。
スポーツケータイでの計測では6.5キロ。ちょっと道迷ったりしたけど意外と近いね。
トイレで着替えていざ鑑賞。
暗くなったら寝ちゃうかと思いましたが、そこは駅伝ムービー。
ぐいぐいと引き込んでくれましたよ。
三浦しをんさんの原作がすっごい好きで。
- 作者: 三浦しをん
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『こんなん、ありえへんやろ〜』って世界なんだけど、『こういうのがあってもいいいよな』と思わせる爽やかさを押しつけないスポーツ小説だっただけに
映像になるとどうなのかな〜って思ってましたが、うまーく出来てました。
10人の選手役の俳優さん達はさぞ大変だったろうと思います。
10代、20代男子の底知れない体力にはひれ伏すばかりです。
走りながら演技も付けるってエライ事ですよ。
小出君もすごい身体が絞れてたけど、目を見張ったのは天才ランナー、走(カケル)役の林遣都クン。
陸上やってたの???っていう位、キレイなフォーム。
かなり細身で筋肉少なめだけど*1
走ってる時全く上半身が全くぶれずに、1歩で2メートル位進んじゃうんじゃないの?って感じの大きなストライド。
マジでキロ3分で走っていたのではないでしょうか?
映画ではかなり長いカットで走るシーンが多かったけど、フォームはずーっとキレイなまま。
てっきり陸上部出身かと思ったら違うそうでビックリしました。
大学の陸上部からスカウトも来た*2っていうのもうなづけるなー。
チームリーダー小出クンもいつもよりカッコよく見えちゃった(失礼!)
同性から好かれるタイプだろうねー。
ファッションセンスがないらしいので女子にはどうか分かりませんが。
小出クンのwiki面白いから見てみて。
ソフトバンクの長男のダンテ・カーヴァー氏の筋肉も見事でしたよ。
腿も筋肉がデカイ!
ダンテ氏のシーンではお客さんが結構笑ってました。
あとね、ビジュアル的に印象に残るのがユキ役の森廉クン。
アタシ眼鏡男子がやっぱり大好物なんだと改めて思いました。
10人いれば10人10様の人生があって、
それが走りにも出るんだなー。
そこを1本の襷でつなぐっていうのがね、いいんだよね。しみじみ。
『走る』ってなんだろうね。
パッションかな。いや、そんな大げさなものじゃないか。
ただ間違いないのは、走ってる時が一番自分と会話してるってこと。
帰りも当然ジョギングで帰りました。
この映画のおかげで12キロ走れました。
今日の強い風は心地良かったです。