小林リズムの紙のむだづかい(連載320)
小林リズムの紙のむだづかい(連載320)
小清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。
http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D
ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp
清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい(連載320)
小林リズム
【出版への道 ③】
出版する本は、例の「新卒入社した会社」について。編集者の方には
・内定より前の就活時代の焦りも書いてほしい
・仕事の中身も書いてほしい
・登場人物を追加させてほしい
といった要望をもらっていた。私ははりきった。なんといったって、初出版なのだ。それに、就活について言いたいことはいっぱいある。まず、
「個性個性って言われてるけど、会社では個性なんて求めてないじゃん!」
という文句。
「なんであんなにウソのエントリーシートを書いて自己PRをしないといけないのよ!」
という不平不満。他にも、
「ストッキングなんて、だいっきらい!すぐに伝線するし冬は寒いし!」
「いきなり就活サイトに登録させられて“はい、このなかから会社選んで。まあ、受かるかわかんないけど”っていう決められた枠が与えられるのがすごく窮屈だった!」
「当たり前みたいに就活が一斉にスタートしただけど、まずは“就活をするのか、しないのか”を選ばせてほしかった!」
……とまあ、イカニモゆとりっぽい甘い感情が出るわ出るわ…。
私はそんな感情の数々を、ちょっと鬱っぽく、思想にふけっている女子っぽく上から目線でダークまとめて、試し原稿を先方に送り付けた。今から考えると、なんであんなグロテスクな文章を堂々と送ることができたのかと恥ずかしくて悶絶する。
編集者の方の初返信は…
『ゆとりの説明、読まされるの?日芸変わってるって文章をずっと読まされるの?って…正直引きました』
『読んでみて感じた一番のことは読者をもてない。意識がまだないということでした』
…………ヤバい…。読んだ瞬間に気が遠のいた。このままじゃ、「今回の話はなかったことに…」ってお断りされる……。あんなに周りの人に「出版決まりました!」って報告して騒いでいたというのに、こんなんじゃあんまりだ…。
小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/
twitter:@rizuko21
※肖像写真は本人の許可を得て撮影・掲載しています。無断転用は固くお断りいたします。