Hatena::ブログ(Diary)

清水正ブログ

2018-10-18

最近終えた仕事。




最近終えた仕事。

○「清水正の「ドストエフスキー論」自筆年譜──時代状況・目次・自註付き──」

※『ドストエフスキー曼陀羅』特別号に収録する。十月中に刊行。

○『「浮雲放浪記』癸

※今年中には刊行の予定。十年かけた『浮雲』論の完結編。

○「『罪と罰』におけるテキストの迷宮──ロジオンの母親プリヘーリヤの亡き夫の友人ワフルーシンの名前表記(<ワシーリイ>と<アファナーシイ>)を巡って──

※「藝文攷」84号に掲載。今年末に刊行の予定

○「動物で読み解く『罪と罰』」■<虱>

※「江古田文学」99号に収録.今年末に刊行。

○「動物で読み解く『罪と罰』」■<めす馬>

※「江古田文学」100号に収録。来年3月に刊行。

○「帯状疱疹後神経痛で読み返す『蔵六の奇病』」

※監修・清水正日野日出志研究」4に収録。今年中に刊行の予定。


お知らせ

ドストエフスキー曼陀羅展

協力:ドストエフスキー文学記念博物館(ロシアサンクトペテルブルク)

期日:2018年11月13日(水曜)〜11月30日(金曜)

開館時間:9:30〜16:30(月曜〜金曜) 9:30〜12:00(土曜)

場所:日本大学芸術学部芸術資料館

 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

  日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階

  (西部池袋線江古田駅北口下車1分)

※どなたでも入場できます。守衛室で手続きの後、会場にご来場ください。

 展示会場には清水正ドストエフスキー論の掲載雑誌、単行本、写真。清水正所蔵の貴重なドストエフスキー文献などが展示されています。またサモワール、イコン、燭台なども展示されています。

清水正編著『ドストエフスキー曼陀羅』8号を希望者に無料で配布します。

【特別企画】

清水正ドストエフスキー論執筆50周年

    清水正先生大勤労感謝祭

 第一部  今振り返る、清水正の仕事

      (日本大学芸術学部芸術資料館に於いて)

 第二部  清水正先生 特別講演 「『罪と罰』再読」

      (日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階 E303教室に於いて)

 日時:2018年11月23日(金・祝日)15:00〜17:30 

 場所:日本大学芸術学部芸術資料館

   〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

   日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階 芸術資料館&E303教室

   (西部池袋線江古田駅北口下車1分)

     お問い合わせ:TEL03-5995-8255(文芸学科事務室)


同時開催「想像を超える現象としてのドストエフスキー清水正の仕事〜」

(在サンクトペテルブルク日本国際総領事館主催「第15回サンクトペテルブルク日本の秋フェスティバル」認定事業)

於:ドストエフスキー文学記念博物館(ロシアサンクトペテルブルク)

 日時:2018年11月9日〜11月13日

f:id:shimizumasashi:20130910103534j:image


清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。

shimizumasashi20@gmail.com

http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk


http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

 

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

清水正ドストエフスキー論全集第10巻が刊行された。

清水正ユーチューブ」でも紹介しています。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wpI9aKzrDHk

f:id:shimizumasashi:20180316003755j:image

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208

日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。


f:id:shimizumasashi:20180829215758j:image

2018-10-15

ドストエフスキー曼陀羅展





お知らせ

ドストエフスキー曼陀羅展

協力:ドストエフスキー文学記念博物館(ロシアサンクトペテルブルク)

期日:2018年11月13日(水曜)〜11月30日(金曜)

開館時間:9:30〜16:30(月曜〜金曜) 9:30〜12:00(土曜)

場所:日本大学芸術学部芸術資料館

 〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

  日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階

  (西部池袋線江古田駅北口下車1分)

※どなたでも入場できます。守衛室で手続きの後、会場にご来場ください。

 展示会場には清水正ドストエフスキー論の掲載雑誌、単行本、写真。清水正所蔵の貴重なドストエフスキー文献などが展示されています。またサモワール、イコン、燭台なども展示されています。

清水正編著『ドストエフスキー曼陀羅』8号を希望者に無料で配布します。

【特別企画】

清水正ドストエフスキー論執筆50周年

    清水正先生大勤労感謝祭

 第一部  今振り返る、清水正の仕事

      (日本大学芸術学部芸術資料館に於いて)

 第二部  清水正先生 特別講演 「『罪と罰』再読」

      (日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階 E303教室に於いて)

 日時:2018年11月23日(金・祝日)15:00〜17:30 

 場所:日本大学芸術学部芸術資料館

   〒176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1

   日本大学芸術学部江古田校舎 西棟3階 芸術資料館&E303教室

   (西部池袋線江古田駅北口下車1分)

     お問い合わせ:TEL03-5995-8255(文芸学科事務室)


同時開催「想像を超える現象としてのドストエフスキー清水正の仕事〜」

(在サンクトペテルブルク日本国際総領事館主催「第15回サンクトペテルブルク日本の秋フェスティバル」認定事業)

於:ドストエフスキー文学記念博物館(ロシアサンクトペテルブルク)

 日時:2018年11月9日〜11月13日

f:id:shimizumasashi:20130910103534j:image


清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。

shimizumasashi20@gmail.com

http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk


http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

 

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

清水正ドストエフスキー論全集第10巻が刊行された。

清水正ユーチューブ」でも紹介しています。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wpI9aKzrDHk

f:id:shimizumasashi:20180316003755j:image

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208

日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。


f:id:shimizumasashi:20180829215758j:image

2018-09-19

「ドストエフスキー曼陀羅」(清水正ドストエフスキー論執筆50周年・清水正先生大感謝祭)展の打ち合わせ

f:id:shimizumasashi:20130910103534j:image


清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。

shimizumasashi20@gmail.com

http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk


http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

本日は久しぶりに大学。11月13日〜30日に日本大学芸術学部芸術資料館で開催される「ドストエフスキー曼陀羅」(清水正ドストエフスキー論執筆50周年・清水正先生大感謝祭)展の打ち合わせ。企画者のソコロワ山下聖美さんとアンドレイさん、博士課程在学の坂下将人さんの四人で展示物、展示の仕方など相談。十九世紀にペテルブルグで刊行された聖書、イコン、サモワール、蝋燭台、ビール瓶などの貴重品、ドストエフスキー作品に関する絵画、写真などが展示される。また私のドストエフスキーに関する文献がほとんど全部展示されることになっている。さらに当日までにはカタログ雑誌「ドストエフスキー曼陀羅」が刊行される。ドストエフスキー研究家、大学での同僚、教え子たちの清水正論や思い出のエッセイ、それに半世紀にわたって書かれた私のドストエフスキー論の目録を収録する。

私は今年度で専任の教授職を退任する。今回の企画は身に余る光栄で関係者や寄稿者には感謝の気持ちでいっぱいである。神経痛で思うように執筆活動はできないが、それでもドストエフスキー論はこれからも書き続けていくつもりである。

今は林芙美子の『浮雲』についで書いている。ようやく六十六章までたどり着いた。あと一息で終わりそうだ。実に十年越しの仕事となったが、林芙美子という作家の偉大さをつくづく感じている。


一昨日だったか蒲団に横になって目をつぶっていると、つけっぱなしのパソコン動画からいきなり魂に響く歌声が聞こえてきた。痛いからだを起こして確認すると、それはロックンローラー内田裕也の「朝日があたる家」の一節だった。わたしは内田裕也がよくテレビでロックンロールと叫んでいるのを何度となく耳にしているが、彼の歌を聴いたことがなかった。彼は先日亡くなった女優の樹木希林の夫で、何十年も別居生活をしていることで知られている。テレビのワイドショーでは各局が競って樹木希林特集を組んでいる。それで知ったのだが、樹木希林内田裕也の「朝日のあたる家」を聴きながら死にたいと言っていたとのことだった。彼女は内田裕也に<純粋>と<魂の美しさ>を見ていた。なるほど、初めて聞いた内田の歌が、わたしの魂に響いてきたはずである。ロジオンラスコーリニコフの<踏み越え>のドラマを読めば明らかなように、<純粋>ほど厄介なものはない。妥協、ほどほどを徹底して拒むのが<純粋>であるから、若いうちに自殺するか殺されるか発狂するならまだしも、七十歳過ぎてまで<純粋>を生きるということの厄介さは自分でもどうしようもないだろう。生き続けるということは、自己欺瞞を受け入れることなのに、<純粋>のままに長生きするというのはどういうことなのだろう。純粋を純粋のままに生きようとすれば、社会の現場で滑稽なピエロを演じなければならない。その舞台を死ぬまで整えておいてくれていたのが、内田の<純粋><魂の美しさ>に惚れ込んだ女・樹木希林であったということか。舞台を喪失したピエロは、次の舞台をどこに求めるのか。

http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

 

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

清水正ドストエフスキー論全集第10巻が刊行された。

清水正ユーチューブ」でも紹介しています。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wpI9aKzrDHk

f:id:shimizumasashi:20180316003755j:image

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208

日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。


f:id:shimizumasashi:20180829215758j:image

2018-09-07

近藤承神子の最初の清水正論

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。

shimizumasashi20@gmail.com

http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk


http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)

相変わらずの神経痛で一日横になって過ごすことが日常となってしまった。痛みは左腹部なので、抱き枕を抱えて横になっている。睡眠はどのくらいとっているのだろうか。眠りにおちても痛みですぐに覚醒してしまう。あっという間に一日が過ぎ、痛みにかまけていると何もできない。

 先日、近藤承神子さんからながいこと行方不明になっていた「るうじん」(創刊号 特集ドストエフスキー)が送られてきた。これは本文16頁の小雑誌で近藤さんが編集していた。昭和48年4月1日に豊島書房から創刊された。ここにわたしの「意識空間内分裂者による『分身』解釈」が掲載された。三回ほど連載された。

 近藤さんはわたしの処女本『ドストエフスキー体験』(昭和43年1月 清山書房)を最初に評価してくれた人で、豊島書房からこの本の増補改訂版『停止した分裂者の覚書──ドストエフスキー体験──』を出してくれた。近藤さんは「るうじん」創刊号に北条院二三男の筆名で「清水正氏とドストエフスキー」を書いている。近藤さんがドストエーフスキイの会の会報10号に書いた「第九回例会印象記」は、わたしが東京厚生年金会館で発表した「『罪と罰』と私」(1970年6月10日)の印象記であるが、これは今や伝説と化している。一方「るうじん」に掲載された「清水正氏とドストエフスキー」はわたしとドストエフスキーに関する最初の論であるにもかかわらず、その存在を知る人は意外に少ないと思われる。それで当ブログにおいて掲載することにした。

四十五年前に書かれたものである。

清水正氏とドストエフスキー

北条院二三男

 一度でもドストエフスキーにとらわれた者なら、彼の作品が明治以後の日本文学者の上に少なからぬ影を落としてきた事実を御存知の筈である。しかし多くの作家が彼の作品に影響された事実はあっても、そして熱狂的な心酔者を幾人となく生んだ事実はあっても、それぞれの時代状況はより強く作家達をとらえていたのであって、作家達にとってのドストエフスキーとは、その時代の渦中に押し流される自己をせき止めるためのヒントでしかなかった。ドストエフスキーが日本に紹介されて以後、今日に至るまで幾多の評価変遷があったということがその証左である。既に新しい時代状況の到来のなかで、次々に旧来のドストエフスキー作品に対する認識理解は妥当性を失いつつある。

 それでは今日の時代に対応する評家は誰かと問われれば、私はそれが清水正氏であると答えたい。しかし氏のドストエフスキーに関する著述が、単にドストエフスキーをヒントにした時代状況の解釈を目的にしたものでないことは勿論、ドストエフスキー理解に新解釈を打ち出したという点にその評価を認めるということも誤りである。事はもっと重大なのだ。氏はドストエフスキーを現代に降臨させてしまった=といえば、大方の失笑を買うであろうが、しかし事実である。

 調和と安寧を文学に求める者に、ドストエフスキーの作品は最も不快な読物である。またドストエフスキーの悪夢のような作品世界に泳いだ者も、やがては陸をこがれ、調和のうちに悪夢のしめくくりを図るのだが、清水氏は初めからこの調和を拒絶した上で悪夢の中に同化してしまった。氏はそこで氏の日常をドストエフスキー体験として称して記述するのであるが、恐らく多くの読者はあまりの肌触りの悪さに眉をしかめることだろう。

 だが一度でもドストエフスキーの悪夢にうなされた経験を持つ者なら、清水氏の記述のそれに、かつての悪夢をまざまざと甦えらせるに違いない。単なる心酔者の記述ではない。この悪夢は、調和の中の混沌、混沌の中の調和を自ら一義的に統一しようとして自己がその選択に迫られるというところから発するものではなく、あい反する両極を呑み込んで、しかもそれぞれの極を可能な限り伸長させるという「分裂」の覚悟がもたらすのである。その覚悟によって氏の論考はこれまでの無神論的な、或いは求神的なドストエフスキー論を超えてしまった。これまで見せたことのないドストエフスキー論が清水氏によって現代を闊歩しはじめた。降臨とはこの意味である。

 こうした清水氏の作業は、もはや時代状況の説明にとどまらない。時代を体現し、人間存在の根源を主張しているのである。以上のことは『貧しき人々』に始まり『分身』へと続く氏の最近の初期作品に向けたアプローチを読むことによって了解いただけるだろう。しかしそこで問わねばならぬ。果して何人の無神論者が氏と共に「分裂」を引き受けられるか。また信仰的なドストエフスキー理解に組する方々も問うてもらいたい。果してその理解が清水氏の存在をも吸収し得る程に妥当性を持っているかと。


http://blog.with2.net/link.php?970594(人気ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします)



 

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

清水正ドストエフスキー論全集第10巻が刊行された。

清水正ユーチューブ」でも紹介しています。ぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=wpI9aKzrDHk

f:id:shimizumasashi:20180316003755j:image

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk

これを観ると清水正ドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸学科の専門科目「文芸批評論」の平成二十七年度の授業より録画したものです。是非ごらんください。

清水正の著作はアマゾンまたはヤフオクhttps://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208で購読してください。

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/msxyh0208

日芸生は江古田校舎購買部・丸善で入手出来ます。


f:id:shimizumasashi:20180829215758j:image

2018-08-29

『清水正・ドストエフスキー論全集』第九巻「ドストエフスキー体験記述」刊行される



今日は日大病院で診察を受けた後、午後に日芸。久しぶりに外に出たのでつかれた。二時過ぎに清水正ドストエフスキー論全集第九巻が研究室に届けられる。これで一巻から十巻まで刊行の運びとなった。来年は入院中に書いた松原寛論と「罪と罰」論を収録して第十一巻を刊行しようと思っている。

今年は暮れまでに『「浮雲放浪記』No.5を出す予定で原稿を書き進めている。

家で何年かぶりに成瀬監督の映画『浮雲』を観る。原作の深みはないが映画としては素晴らしい。

f:id:shimizumasashi:20180829215758j:image