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清水正ブログ

2013-05-16

台湾へ四泊五日の旅(連載5)

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載5)

四月三十日。淡江大学台北校舎で山下聖美さんの講義後、同行した三人が分担で大学院生たちの相談やら話をきくことになった。みなさん、日本語が達者で、自分の研究テーマに真摯に取り組んでいる。タクシーの運転手をしながら大学院に通っている方もあり、研究と年齢はまったく関係ないことをつくづく感じる。短い時間ではあったが台湾の方々と話しをできたことは貴重な体験であった。

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2013-05-15

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載4)

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載4)

四月三十日。淡江大学台北校舎で山下聖美准教授の講義「林芙美子台湾」がはじまる。講義前にりー・ウェンジュ(李文茹)先生から山下さんをはじめ、日本から同行した私達三人(山崎行太郎氏、窪田尚氏、小生)の紹介があった。山崎さんは過激な政治ブログでも活躍中の文芸評論家、窪田さんは詩や絵本作家として活躍、両氏ともに日本大学芸術学部文芸学科の講師も務めている。林芙美子研究プロジェクトの一員として海外へも同行することが多い。山崎さんは大連、窪田さんはサハリンへも一緒に旅行した。

山下さんは、まずは日本大学芸術学部の紹介、日本大学芸術学部図書館林芙美子研究の足跡、「江古田文学」での林芙美子特集などに触れた後、林芙美子の生涯と代表的な作品(『放浪記』「浮雲』)などに触れ、芙美子文学の庶民のまなざし、鋭い感性などを指摘し、台湾が芙美子における最初の海外旅行先であったことなども紹介した。日本語・日本文化に関心を持つ大学院生たちは熱心に聞き入っていた。わたし自身も山下さんの林芙美子に関する講義をきちんと教室で聞いたのは初めてであったので、感慨深いものがあった。十五年も前、初めてわたしの大学院の授業を受講していた山下さんが、宮沢賢治研究で芸術学博士号を取得し、いまや海外の大学で林芙美子研究者として堂々と、ユーモアをまじえながら講義する光景にわたしはひそかに感動し、涙目になっていた。林芙美子の作品の特質性と生涯の魅力を端的に伝えたすばらしい講義であった。f:id:shimizumasashi:20130429212702j:image

りー・ウェンジュ(李文茹)先生から紹介される。

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日本大学芸術学部の紹介

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日芸図書館の紹介

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日芸図書館から刊行された『林芙美子の芸術』(清水正監修)と『江古田文学林芙美子特集号(山下聖美編集担当)の紹介

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山下さんの講義開始

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熱心に聞き入る受講生とリー先生

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講義後、受講者と質疑応答。パワーポイントを駆使したわかりやすい講義で、受講者の理解も的確、日本と台湾をつなぐ心温まる質疑応答でもあった。インドネシア韓国中国台湾フランスロシアへと林芙美子文学研究が広がる予感を覚えた。

2013-05-09

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載3)

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載3)

四月三十日。夕食を終えて、いよいよ淡江大学台北校舎へと向かう。大学の前で記念撮影。校舎に入って教務課の前の掲示板などを眺めた後、リー先生の教室へ。大学院生は九名ほど。みなさん日本語が達者で、目的もはっきりしている。さて、どのような講義が展開されるのか。

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淡江大学台北校舎入口でリー・ウェンジュ先生と山下聖美先生(右)

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2013-05-07

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載2)

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載2)

四月三十日は台北の「秋恵文庫」でリー・ウェンジュ先生とお会いして、リー先生の案内で予約していた店で食事しながら親睦を深めることになった。台湾の料理は野菜が豊富でどれもみなおいしい。やさしい味で、刺激が少なく、いくら食べても胃は快調。山下さんは久しぶりにリーさんに再会して本当にうれしそうであった。今回の台湾旅行の第一の目的は淡江大学での山下さんの特別講義「林芙美子台湾」であったが、まずは講義の前にビールと旨い料理を満喫することになった。

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2013-05-04

林芙美子研究プロジェクト・台湾へ四泊五日の旅(連載1)

平成25年4月30日(火)

二時頃寝て五時起き。七時五分成田行きの電車に乗る。車内で「新潮」掲載の山城むつみの小林秀雄論「蘇州の空白から 小林秀雄の「戦後」」を読む。京成成田駅まで歩く。八時半、成田空港第二ビルに到着。すでに山崎行太郎さんと窪田尚さんがドトールでコーヒーを飲んでいた。後から山下聖美さん合流。飛行機の中でも山城むつみの小林秀雄論を読み続ける。台北空港に到着。が、台北入国管理局で山崎さんがパスポートの余剰期限が二ヶ月足らずで事情聴取。一時間ばかりかかってようやくビザが発行される。淡江大学のリー・ウェンジュ(李文茹)先生に山下さんが携帯で連絡、事情を説明。リーさんにも入国管理局から問い合わせがあったとのこと。リーさんが保証人となることで解決。空港からタクシー。六時にロイヤル シーズンズホテル(皇家季節酒店)に到着。十階の六号室。十階の五号室に山崎行太郎さん。別棟に山下さんと窪田さん。六時半ホテルのロビーに集合。タクシーで東門駅入り口。一時間ほど街散策。リー・ウェンジュさんと待ち合わせの「秋恵文庫」へ。閉まっていたが、店のひとが開けてくれた。閉館時間が八時(現地時間七時)で、われわれが着いたのが七時半頃だったので見物のみ。リーさんが来て、歩いて近くの店で食事。ビール。会話がはずむ。リーさんには『世界文学の中のドラえもん』と『林芙美子と屋久島』をさしあげる。リーさんからは論文の抜き刷り「植民地台湾で歌われたモダンと自由恋愛」(「立命館言語文化研究」2013・2・10 第24巻2号)と「南方憧憬と帝国男性的なオリエンタリズムーー台湾原住民族の表彰をめぐって」(「日本學」第27号 2008年11月)と「植民地的「和解」のゆくえーー戦後から七〇年代までの日本社会における霧社事件文学をめぐる一考察ーー」(「異文化としての日本ー内外の視点ー」国際日本学研究叢書11 2010年3月31日).をいただく。食事後、歩いて淡江大学台北校舎へ。山下聖美さんの「林芙美子台湾」の講義を一時間ほど聞く。学生は十人あまり。山下さんの講義の後は、私、山崎行太郎、窪田尚が分担して学生の質問に答える。高橋お伝を研究している学生がおり、拙著『阿部定を読む』が話題になる。「ドラえもん」に関しても興味を持ったようである。二十分後に締めの挨拶をする。私、山崎行太郎、窪田尚の順で。外は雨。大学院修士課程の学生でタクシーの運転手をしているコウコンダ(黄坤山)にホテルまで送ってもらう。セブンイレブンでビールとつまみ。ホテルの私の部屋で四人で話す。f:id:shimizumasashi:20130430191023j:image

台北の街を散策

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台北の街で記念撮影

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リーウェンジュ先生と待ち合わせの「秋恵文庫」

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リー・ウェンジュ先生と