奥多摩 長沢背稜

【日程】
    2013年4月27日(土)〜28日(日)

【天気】
    2日間ともに晴れ

【PT】
    ソロ

【ルート】
    1日目:鴨沢→七つ石山→雲取山雲取山
    2日目:雲取山荘→芋の木ドッケ→長沢山→酉谷山→天目山(三つドッケ)→東日原

【Imp】
・4か月振りの奥多摩、そして雲取。

・前回は、2012年12月。同じく、長沢背稜を歩こうとして幕営した。事前に雲取山荘のHPを見たところ、2〜3日前の最低気温がマイナス4℃との記載があったので、この程度ならば厚着をして寝れば快適睡眠温度が±0℃のシュラフでも大丈夫だろうと思ったら、その日の晩は急な寒波の襲来で、最低気温がマイナス16℃だった。寒くて眠れず、ブルブル震えて一夜を明かした末に敗退した。

・雪辱戦とも言うべき今回は、山荘を5時に出発した。長い道のりは覚悟の上である。

・地形図、アルペンガイドの付属地図、ルート設定したGPSを携えて、殆ど行き逢う人もないだろうと思ったが、豈図らんや、陸続と登ってくるではないか。

・右手に1日中富士山を望み、上り下りはするもののピークを踏まずに南側を巻いて進む道が多かった。一部に桟道が続く場所もあったが、総じて道標はしっかりしており、トレースもはっきりしている。

・酉谷山避難小屋は狭いが大変綺麗だった。一杯水避難小屋はもう少し広く、昼過ぎの時点で場所取りのお姉さんが既に陣取っていた。

・昨年の夏頃から歩いて見たいと思っていた長沢背稜を歩くことができた。思ったより人が多かったが、GWともあれば止むを得まい。全体としては、概ね静かな山歩きを十分に堪能できた。何より、長い。雲取山荘を5時に出発して、東日原に着いたのは14時半である。その間、殆ど休んでいない。右足の薬指は血爪になり、帰りの電車では足がむくんで立っているのが辛かった。

・羽が黒っぽく、時に瑠璃色に光り、胴が橙色をした小鳥が後になり先になり、歓迎するかのように一緒に歩いてくれた。てっきり「キビタキ」かと思って、調べて見たが、羽に白っぽい線は見えなかったので、どうやら「キビタキ」ではないようだ。

【写真】

今回歩いた全体図。GPSによれば1日目13km、2日目23km。


七つ石小屋。いつも出発するときに鐘を鳴らしてくれる。


七つ石小屋の広場から見た富士山。雲取に来て初めて富士山を見た。


雲取山頂にて。右の人は、警視庁山岳救助隊のメンバーさん。確かに、歩く速度は速い。


芋の木ドッケのピークから少し進んだところ。この時間、この辺には誰も居ない。


滝谷の峰HP。こんな奥のほうに、ヘリポートがあるとは思わなかった。奥だからあるのか。


ハナト岩。断崖絶壁の名前のようだ。素晴らしい眺めだった。


酉谷山避難小屋。小さいが大変綺麗な避難小屋。トイレも綺麗。昨晩は満員だったようだ。
登山道調査のお兄さんとお姉さんも泊まったのか。


桟橋。しっかりしており問題なし。


桟橋。しっかりしている


桟橋。しっかりしている。


一杯水避難小屋。中には、もう場所取りのお姉さんが蹲っていた。


トウゴクミツバツツジだろうか?アカヤシオではないと思うが...。