この際思い切って方針転換してみるのもいいかも

ゲーセンのハードウェア

リンク先のPDFみたけど,CPUアーキの選択が縛られていない部分の考察はなんとなく違う気がする.当時はアセンブラが主力でCPU選択ってのは今で言う言語やフレームワークを選択するに等しい行為だと思う.最初Z80で開発していたから次もなれたZ80で開発するかといわれるとそうではなくて,広いメモリ空間が必要になって68000を選択したかもしれないし,コンパクトで実効性能をあげるために6502を選択したかもしれない.

ゲーム開発というと非常に敷居が高いことに感じられるかもしれないけど,Windowsなど非常に複雑なOSの上に構築する業務アプリより非常にシンプルだったと思う.元々ライブラリ依存度が低く入力デバイスと出力デバイスが非常に限られているから.イベントドリブンのプログラムに比べてどれほど簡単なことか.それだけにモチベーションもあがりやすいし勉強用としては最高だと思うんだけどなぁ.JavaVMの上で動くCインタプリタ(若い人だとCイコールコンパイラ前提だと思ってる人もいるかも)とさらなる仮想マシンあたりを用意してしっかりポインタとか覚えるような環境がほしいかなぁ.0xC00000からがVRAMにマッピングされていて,ここを読み書きするだけでディスプレイに表示されるんだよ,とか今の学校って本当にコンピュータちゃんと教えてるの?と気になるところが多いとか


あ,気がついたら話がえらいそれていた.


えーと,ゲーセンですけど,もう割り切ってゲーセンでしか遊べないゲームではなくて,コンシューマとまったく同じゲームでもいいから1つ選択して1クレジット50円にして5分楽しめるとかにしちゃったほうがいいんじゃないかなぁ.5分以内ならばSTGとかは下手な人でも何度もコンティニューとかできるようにして,遊ぶ時間を提供するという感じで.

昔,ファミコンのゲームを一定時間遊べるものあったじゃないですか.純正だと任天堂ナムコと他一部くらいしかなかったような気がしたけど,ドラクエ2とか5分だったか10分だったか50円で遊べた.パスワードの入力が一番鬼門だったい気がしたけど,その辺はカードを使ってセーブできるようにしておけば,適度な長さならばゲーセンでRPGをプレイするというスタイルも生まれるかもしれない.

ソフトと本体の代金という大金をかけて遊ぶより,完全従量制のほうがクソゲーだと思ったらそこでやめることもできて光栄の考えていたレンタルよりよっぽど有利にみえるんだけどなぁ.たとえばPS3Wiiを持っていたとしてもXBOX360はもっていないからそのハードのソフトが無視されるよりは,ここで楽しかったから本体購入につながるということもあるだろうし,なによりユーザーのプレイする画面みてるだけでもかなりの宣伝になりそうだけれども.動いている画面を見るのが一番の宣伝になるだろう(逆に雑誌うつりのいい静止画だけがよいとか音楽が悪いとかそういうのもばれるが).なによりコンシューマにしか参入していないメーカーに利点もでてくるかも.

違法なエミュ基盤いれるくらいならたとえばWiiで正式に認証されたVCを5分50円で遊べるようにとかしておけば結構盛り上がるような気がする.2人で遊べるソフトならば2人で1時間遊んでも600円とお安い上に,へたに人気が集中する筐体以外のインカムがひどいことになるということもふせげるはず.どこにすわってもいいということだから.

やっぱり,50円の台は大量にコインつぎ込んだけど,100円になってからはやっぱり財布の紐が硬くなった気がする.お金入れたのはいいけど100円分本当にしっかり遊べるかわからない,すぐゲームオーバーになったらどうしようとか考えてしまうんだよね.だからやっぱり時間で貸し出して.当時はワルキューレの冒険とかやってる人いたよね.うまい人しか遊べない状態はなくすべきかと.