ドライアイの治療とコンタクトレンズ 


-1D and -0.75D #6/365 / Paulius Peciura

この季節、特に発症する目の病気にドライアイがあります。ドライアイは、ドライアイ用の目薬を注す事で症状がおさまりますが、その他にも治療法がありました。(NHK「あさイチ」より)ちょっとびっくりするような方法でしたが劇的に改善する様です。

涙は、上の瞼の目じりの近くにある主涙腺と言うところから分泌され目を潤し、下の瞼の眼頭付近にある涙点と言う穴から流れ出て鼻へと抜けていきます。この涙点にふたをして涙を目に留めておくのだそうです。シリコンで出来た、直径0.4〜1ミリぐらいの大きさのる涙点プラグと言われるものを涙点に入れます。手術は5分程度で終わり、痛みはチクッとするぐらいで特に麻酔はしないでも出来るそうです。

治療費は保険がきいて1か所3600円するそうです。敏感な人は、涙点プラグを入れたとたんに涙で潤うのが感じられるそうです。涙点プラグは入れたままにするので、人工涙液(目を潤すための目薬)で1日3回洗い流すようにするとのことです。



ドライアイは、コンタクトレンズにも影響があります。基本的にドライアイの人にはコンタクトレンズは向かないそうです。コンタクトレンズは、涙の上に浮いているものだからです。眼鏡にするか、レーシック手術を受けるのを勧めていました。レーシック後にドライアイになることがあるそうですが、これは一時的な事で1カ月ぐらいで治ります。

コンタクトレンズはたんぱく汚れをきれいに落とさないと、ドライアイが酷くなります。汚れによって角膜に傷がついたり傷がふえたりします。またばい菌が入って感染を起す原因になります。たんぱく汚れをしっかり落とすには、手を洗い洗浄液をとって、手のひらの上で片面につき30回ぐらいこすり洗いをします。指輪をつけたままではコンタクトに傷を付けるので外します。

ハードを使っている人は上記の方法で洗浄しますが、ソフトは破れてしますので、使い捨てのコンタクトを勧めていました。現在では「シリコンハイドロゲルレンズ」という酸素透過性が良い物で、乾きにくく保湿性の高いコンタクトレンズも登場していて、ドライアイの人でも使いやすいそうです。「シリコンハイドロゲルレンズ」は使い捨てタイプのものや2週間〜1カ月で交換するタイプなどがあり、こすり洗いにも強いそうです。

下記のコンタクトレンズが「シリコンハイドロゲルレンズ」です。ジョンソン&ジョンソン から発売されている「アキュビューオアシスシス」「アキュビュートゥルーアイ」などが市販されています。やはり普通のコンタクトレンズよりも潤いを感じる人が多く人気があります。ドライアイでなくても「シリコンハイドロゲルレンズ」はお勧めです。