Churnの意味

http://e-words.jp/w/E38381E383A3E383BCE383B3.html

Churnって,そもそもはそういう意味だったんだ・・・.
オーバーレイネットワークでは
「ノードの激しい参加と離脱」
的な感じで表現されるけれど,
もともとあった言葉なわけね.

オーバーレイネットワークだとChurnに対応することが一番の問題になるけど,
アプリケーション側の戦略としてChurnを起こさせないってのが結構大事な気がする.
「既存のアプリだとChurnがこのぐらいの頻度で発生するので,それに対応できるオーバーレイネットワークを作る」
ってのは確かに大事だけれど,
アプリケーション側でChurnの率を下げるだけであっという間に解決できる問題だったりするわけで.
アプリケーションそのものが長い時間オーバーレイネットワークに参加している方が得をするようなモデルであったりすると,Churnの問題はそれほど大きくないような.
「Churnを起こしにくいアプリケーションをP2P化する」
っていうのではなく,
「アプリケーションにChurn Tolerantな価値を付ける」
っていうのがいいんだろうな.
いわばWinnyだってそういう性質があったからうまくいったわけで,
BitTorrentがうまくいかない理由もそこにありそうな.