三好十郎没後50年記念誌編集委員会編『劇作家 三好十郎』(書肆草茫々、2008年10月、B5判、332頁、定価1,500円)が届いた。私も400字詰め原稿用紙30枚分も書いた。テーマは「桜井書店と三好十郎の本」。



三好十郎没後50年記念誌編集委員会編『劇作家 三好十郎』(書肆草茫々、2008年10月)装丁:高栖謙、装画:三好十郎


装丁家である私に、装丁ではなく執筆だけの依頼が来るとは?


「本の手帳」の寄稿者でもある創言社・坂口博さんの紹介によるものだが、坂口さんも「詩人三好十郎──滅びない詩魂──」をレイアウト誌面14頁分も執筆している。坂口さんは『現代詩大事典』(三省堂、2008年2月)に執筆しており、私は装丁を担当し、ここでも御一緒させていただいたが、一度もお会いしたこともなく、顔も分りません。



『現代詩大事典』(三省堂、2008年2月)装丁:大貫伸樹+伊東庸一

講演依頼が続々舞い込む

「図書設計」「本の手帳」などに、マジな原稿をコツコツ地味に書いていることが少しは認められたのだろうか、
11月26日は東京造形大学で「モノ作り」について講演180分
12月9日は桑沢デザイン研究所で「製本史講演と製本実演」180分
12月18日は早稲田大学文学構想学部で「前衛美術と装丁」90分
2009年度、某大学から講座開設の打診

等が飛び込んできた。


昨年は40名集めて立ち見まで出た、高円寺の古書店「百年」さんでの講演を今年もお願いされていましたが、今月はオブジェ製作に追われてとても時間がありません。ごめんなさい。