田端文士村記念館講演会「新聞小説挿絵と石井鶴三・岩田専太郎」の申込締め切りが2月7日(月)で終ってしまいましたが、残席が多少ありますので、直接会場に来ていただければご入場いただけます。(定員になりしだい締め切ります)

大西さんは毎日規則的に、午前中2〜3時間描き、午後に2〜3時間描き、夕方に近所の公園などへ散歩に出たりして、夜にも2〜3時間描いているという。今描いている絵はこうして3週間くらいかけて描いているが、これから仕上げに入るのでまだもう少し時間がかかるという。1枚の絵に精魂込めているのが絵によくあらわれている。奥さんが、「大西の絵には人が息づいているのが好きなんです」と言っていたのが印象的だった。



製作中の大西將美さん 撮影:大貫伸樹



製作中の大西將美さん 撮影:大貫伸樹



作品を前にした大西將美さん 撮影:大貫伸樹



大西將美さんの装画作品 撮影:大貫伸樹



棚の上に積まれた大西將美さんの箱絵作品 撮影:大貫伸樹



棚の上に積まれた大西將美さんの箱絵作品 撮影:大貫伸樹


15日には印刷に入稿しなければ間に合わないというのに、いまだに取材に駆け回っているので、本当はあせっているのだが、編集長たるものは常に「まだ大丈夫」という顔をしていなければならないのがつらい。我が編集部のスタッフ達はいつもジャンケンの後出しのように、レイアウトまで決まってからアイディアが浮かぶらしい。その方がいいとなると日程も予算も関係なく走り出す。繊細で小心者のA型人間が編集長で、スタッフ全員が手綱の効かないB型人間ばかりというのが、胃を痛くさせる原因となっているのかも。
こんなことをしていて、果たして、発行日に間に合うのかな? と心配しているのはA型人間だけか!

3月6日(日)の講演会に「粋美挿画」第2号の発売日を間に合わせようと、編集スタッフ一同最後の追い込みに入っている。巻頭特集の「挿絵画家・岩田専太郎」が田端文士村記念館での講演内容と関連性があるので、そこで発行予定日を3ヶ月も前倒しして販売してみよう、というのがここに来て拍車がかかってきた理由でもある。


2月5日には沢登みよじさんから名刺広告が1本とれたとの連絡がはいった。5日は、田宮模型の箱絵などで知られている大西將美さん宅をカメラマンのタカオカ邦彦氏と星恵美子氏と三人で訪問し、リキテックスの新商品テストのインタビュー記事を作った。

「粋美挿画」2号、ご購読のお申し込みは下記宛てハガキまたはFAXかメールでお申し込みください。お支払いは、冊子と一緒に郵便振込用紙を同封いたしますので、冊子受けとり後に、お振り込みをお願いいたします。A4判40頁(創刊号より8頁増)、全頁カラー、定価1,000円+税50円+郵送料80円=1,130円。

〒157-0068世田谷区宇奈根1-21-6スタジオ・リンクス星様気付
   日本出版美術家連盟事務局販売部
fax:03-3749-8669  
mail: e-hoshi@theia.ocn.ne.jp
mail: suibisouga@jpal-art.com
mail: md9s-oonk@asahi-net.or.jp

2日には「粋美装画」2号特集の挿絵画家・濱野彰親氏宅をカメラマン・タカオカ邦彦氏他3名で訪問し、掲載写真撮影と文章の校正等を敢行。レイアウトまで完成しているというのに、突如、カメラマンを連れて取材に行くことになった。今回撮影した写真を採用するために、濱野氏の挿絵を削りデザインの変更を余儀なくされる。編集長・アートディレクターとしては、メンツ丸つぶれで大いに腐る。



濱野彰親氏アトリエにて、2011.2.2、撮影:大貫伸樹



濱野彰親氏アトリエにて、2011.2.2、撮影:大貫伸樹



濱野彰親豪徳寺にて、2011.2.2 撮影:大貫伸樹





濱野彰親氏(中央)を囲む大貫、星恵美子氏、沢登みよじ氏。豪徳寺にて、2011.2.2 撮影:タカオカ邦彦


豪徳寺の招き猫の背中、2011.2.2 撮影:大貫伸樹