今朝の朝食はちょっと豪華、納豆キムチ丼(闘病記2011.4.23)

いつもの朝食よりちょっと豪華に見えたのでメニュー表を見て調べたら、いつもより一品多かった。退院が近くなったので私だけにそうしてくれたのかと思ったら、そこまで暇ではないようだ。
 

ご飯、味噌汁、インゲンゴマよごし、白菜塩漬け、薄甘白花豆、の5品。これは今週一番の高カロリーで510kcalだ。それに納豆とキムチを持ち込み「納豆キムチ丼」に仕上げた。なぜ納豆キムチ丼なのかって?



 先週テレビで松本明子が発酵食品の納豆、キムチ、ヨーグルトトと散歩で便秘を克服したのを見て、早速取り入れてみたのだ。結果は驚くほど効き目があり、ここ3日間は、毎朝7時に人目を忍んで脱走して近所のコンビニで納豆とキムチを購入し、3食納豆キムチドンを食べている。おかげで、私も快調!

これなに?(闘病記2011.4.23)

病院の庭は良く手入されていて、先週は桜が満開だった。この病院の総裁と言う秋篠宮妃殿下紀子さまが植樹されたという枝垂れ桜も見事に咲いていた。
 今週からはボタン桜が満開で見事に咲き誇っている。
しかし、よく見ると、桜より面白いモノを見つけてしまった。なんだこれ? ゲゲゲの喜太郎にでも出て来そうなきの子のお化けのようなモノは。



ボタン桜



ボタン桜



コンニャクの花?



これは、なんだ?


ブログを見た、知人でもある某大学の大橋教授から「あ、あれはマムシ草とアミガサタケ・・・東京とは思えないね。」とのメールをいただいた。


さすがに東京都とはいえ清瀬市だね。緑が多く、病院の隣には自然保護林があって絶好の散歩コースだ。ここではもっと不思議な植物に出会えそうな気がする。廃屋となっている病院跡地なども直ぐ近くにあり、巨大な花園のように花がさきみだれ、たくさんの鳥達がさえずりまわっていた。

今回は、小泉純「挿絵太平記」(「さしゑ」1号、挿美会、昭和34年4月1日)を紹介しよう。

本絵を描くのは、非常に高尚な仕事で、挿絵を描くのは、ひどく低俗なわざだと思いこんでいる人がいる。
 一般世間で、そう誤信しているのなら、まだ許すべきだが画家自身の中に、そう信じ込んでいる者が、比較的多く存在するのは、全く救い難い。


 「おれは本絵かきである。挿絵なんておかしくって」
とうそぶく自称芸術家もとんだ鼻つまみだが。
「生活のために、自分は挿絵をかいている。然し、本当は本絵をかきたいのである。」
と泣言をいう卑下マンも、困りものの点では同類項である。この手合は論文といえば、七面倒くさい熟語をならべ、文章をひねくり、難解にかいたのが立派だ、と信仰する、文学青年と兄たり難く、弟たり難い。


挿絵は、本絵と相並んで、高度の美術的価値を有するもの。一流の挿絵画家の地位は、三流本絵かきにまさること、数等であるべきだ。油絵でカンバスにかいたり、岩絵具で絹本にかいたりすることが立派なのではなく、そこに描かれたものが、常に問題になるのである。(つづく)