如意輪寺の「川のない橋」

西東京市珍名所⓳如意輪寺の赤い橋】住井すゑ橋のない川』は累計発行部数800万部を超えるベストセラーで今井正監督で映画化もされた。が、今回は「川のない橋」の話です。西東京市の橋のほとんどは流れない川の橋だが、その究極の橋が如意輪寺の境内にある赤い橋だ。




♪池もねえ、川もねえ、おまけに水もねえ〜。そんなとこになぜ橋が? 日光の神橋は世界遺産になり有名になってお金を払わないと渡れなくなってしまった。が、それよりもやや規模は小さいがどことなく似てなくもない立派な赤い橋で隣にある梵鐘との組み合わせも美しく映画の一場面のような雰囲気を醸し出している如意輪寺の赤い橋。昭和43年に建造されたようだが、その頃にはここに池か川があったのだろうか? ♪だれかル〜ツをしらぁないか〜♪

日光・神橋


 東伏見神社前の石神井川にかかる東伏見橋という名の橋があるが、この橋が如意輪寺の橋のように赤い橋だったら西東京市を代表する名橋として日光の神橋のようにもてはやされたか知れない……とおもうのだが! ざんね〜ん!

新造された東伏見


村井修さんの投稿で、「ゲニウス・ロキ」といって「ローマ神話における土地の守護霊」というのがあることをを知りました。「場所に現れている際立った雰囲気・土地特性であって、歴史・文化の蓄積によって生み出される類型化できない固有の価値、あるいはそれを体現している特別な場所をいう。ランドマークと重なることも多い。」などの意味があるようです。