四川の麻婆豆腐の冷製バージョン!?

それにしても先日関東を襲った台風15号は凄まじかったし、怖かったですね。
そんな中、天府舫(テンフファン)にお越しいただいた大勢のお客さまに心から感謝申し上げます。
台風の後は秋の訪れを感じます。高温多湿の四川では、ピリカラの料理で代謝を高め夏を乗り切るわけですが、日本のみなさまは逆に夏には冷たい料理を好まれます。
民族性の違いなんでしょうね。
さて、当店がお勧めする今回のメニューは、「麻辣冷豆花」(麻辣寄豆腐)という冷製の料理です。
マーボードウフに近い感覚の冷たい料理はないかなということで考えてみました。自慢の四川麻婆豆腐を冷たくしたものというわけでなく、辣油(ラー油)を効かせた特製のタレをかけた豆腐料理です。
アクセントの炒った大豆の香ばしさとやわらかい豆腐のアクセントが絶妙です。
非常に辛い料理なのですが、タレをあまりつけずに食べれば、辛味の調整も大丈夫!
辛いだけではありません。麻辣なタレは豆腐の持つ甘みを極限まで高め、辛さと甘みが同時に味わえる奥深い一皿です。夏に人気でしたが、これからの季節でもまだまだいけます。みなさまにも定番料理だけでない四川料理の魅力を知っていただきたいと思っています。

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