ブログ移転

最近、はてなダイアリーの雲行きが怪しい(はてなブログという別サービスへの移行とか)こと、前からWordpressを試してみたかったこともあり、ブログを新設しました→弁護士ネタ帳


今のところ使い勝手は悪くないので、しばらくはそちらで記事を更新していこうと思っています。


内容は今までとだいたい同じで、より読みやすさを重視しつつ、普段は法律関連のニュースを中心に気になった話題にコメント、たまに重要分野や気になるトピックについて思うところを書ければと考えております。


よろしくお願い致します。

恐怖

最近どうにも鼻が詰まってむずむずし、目もかゆい。あと喉も違和感があって、せきが出る。


認めたくない、認めたくないけど、



まさかの花粉症・・・?



日本では花粉症ではなかったのに、なぜアメリカで!
かなりショックです。


少しネットで調べてみると、アメリカで花粉症はHay Feverといい、毎年約2600万人もの人が罹患しており、ポピュラーな症状のようです。
http://www.mamashealth.com/hayfever.asp


対策としては、アレルゲン(原因物質)に触れないことがまずは一番のようですが、外に出ないわけにもいかないしなー。アレルギー鼻炎用の薬を探してみようかな。

全国のトイレの壁に自分のアダルトサイトのアドレスを落書きし、広告収入を稼いでいた男逮捕 


http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120420/waf12042001310003-n1.htm

 店のトイレに落書きしたとして、兵庫県警神戸西署が器物損壊容疑で逮捕した男(35)が、全国のパチンコ店やゲームセンターのトイレ500カ所以上の壁に、自分の運営するホームページ(HP)のアドレスを落書きして“宣伝”していたことが19日、同署への取材でわかった。



 男は自分のHPから別のアダルトサイトへアクセスさせるごとに広告収入が得られるアフィリエイト(成果報酬型)広告で生活費を稼いでおり、・・・(中略)・・・昨年11月〜今年3月の広告収入は計約66万円にのぼり、1カ月で22万円を稼いだこともあったという。

(中略)

車上生活しながら全国の店のトイレを物色し、落書きを簡単に消されないように壁をカッターで削ってアドレスを“下書き”。マジックペンでなぞって強調したうえ、「エッチできた」などとPRしていた。

 松本容疑者は、落書きした全国2府34県のトイレ約2600カ所の詳細な場所をノートに記録。同署はこれまでに19県の526カ所を裏付けた。


なんとマメな!


アダルトサイトのアドレスを色んなブログやサイトのコメント欄等に張りまくって誘導する手法はよくみかけるけど、トイレの壁に書くって、古典的なようである意味新しいように思います。


いまどきスマホもっている人多いから、トイレの壁に書いてあるアドレスに用を足しながらふとアクセスするなんてことも、たしかにありうるよなぁ。     


・・・そう考えると、トイレのドアの裏とか壁とかって、実はものすごい有効なWeb広告スペースなんじゃないだろうか!


公衆トイレとか、広告募集して維持費まかなえばいいのに。

年のせい・・・?

先日お昼に久しぶりに油こってりの濃厚本格派ラーメンを食べたら、食後しばらく体がだるくなって、家に帰ってから夕方まで寝てしまいました。


昔は大盛&ご飯をつけてもどうってこと無かったんだけど、年かなぁ。

猫ひろしを叩く心理?

今日は、法律全然関係無いですが、最近ランニングをやっている関係で、ちょっとだけ気になっているお話を。



最近一部で話題になっている、お笑い芸人の猫ひろし(以下敬称略)のカンボジアからのオリンピック出場。

要約すると、自己ベストタイムが2時間半前後の猫ひろしが、マラソンがあまり強くないカンボジアに国籍を移し、カンボジア代表としてのオリンピック出場を目指しているという話で、猫ひろしがやたら叩かれています。

個人的には、なんでそんな猫ひろしを叩くのか、疑問です。


ネットの情報を見ていると、主に問題視されているのは、次の3点のようです。

①オリンピックのマラソンには、ある国において参加標準記録に届いている選手が誰もいない場合に、その国から1人だけ出場できる特別枠があり、猫ひろしカンボジアの有力選手を押しのけて、その特別枠で出場しようとしている点

猫ひろしカンボジアに特に縁があったわけではなく、(参加標準記録に届いている選手がいないカンボジアから特別枠を用いて)オリンピックに出場するためにカンボジアに国籍を移したが、芸能活動やマラソンの練習は日本で行っており、またオリンピック出場後は日本に戻ろうとしている点

カンボジアに国籍を移すにあたっては、通常、数年以上カンボジアに在住していることや、カンボジアに特に貢献していること等の条件を見たすことが必要だが、特例として一定額以上のお金を支払うと認められる場合があり、猫ひろしはこの方法によったと見られること


つい昨日、猫ひろしの出場について、国際陸練が疑問視し、カンボジア陸連に説明を求めたとの報道がありましたが(http://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/f-sp-tp0-20120413-933097.html)、これについても、当然だ、いい気味だといった感じの、猫ひろしを叩くような感想がネット上で多く見られるようです(たとえば、http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52538852.html)。


上記の3つの問題点について、私は実際のところ事実関係がどうなのかはよく知らないのですが(①については、複数のニュース記事があったのである程度確からしいように思われますが、②や③について、特に猫ひろしの現在の活動場所や今後の活動予定について等は真偽不明です)、そこまで猫ひろしを叩くようなことなのかなと思います。


そのように思う理由は、以下の通りです。


・国籍を移すこと(お金を払って特に国籍移転を認めてもらうこと)も、オリンピック参加標準記録に誰も届かなかった場合の特別枠による出場も、もともとルールとして認められていること


・実際に、選手層が厚い国から選手層が薄い国に国籍を移してオリンピック出場を目指すということは他にも多くの例があること(http://www.j-cast.com/tv/2012/03/27126713.html


猫ひろしがオリンピックに出たいと思うことは自由であり、そのために既存のルールを用いてベストを尽くすことに何の問題もないこと


・そもそも、猫ひろしの国籍移転を認めたのも、猫ひろしカンボジア代表に選んだのも、カンボジアである、ということ(ネットの情報の中には、事実かはわかりませんが、カンボジアのマラソン大会で優秀な成績を残した猫ひろしに、カンボジア側から、カンボジア代表にならないかとの打診があったというのも複数見かけました。例えば、http://www.j-cast.com/tv/2012/03/27126713.html



まとめると、猫ひろしは、ルールの範囲内で、国籍を移しても代表に選ばれない可能性も十分あるというリスクを負って、ベストを尽くした結果、代表に選ばれただけであって、それについてそこまで叩かれる言われは無いのではないかと思うのです。


百歩譲って、カンボジア国民が、「なぜもともとカンボジア人の有力選手がいるのに、最近日本から帰化した選手(しかも生活実態が日本にあり、実質日本人とも言えるような選手)を選ぶんだ!」と、カンボジア陸連に対して怒るのであれば、わからなくはないのですが、日本人が猫ひろしに対して怒る意味がいまいちわかりません。


あえて考えると、

・上記のようにカンボジア国民が怒る可能性があり、その怒りの矛先が日本に向く可能性があるから?(いわゆる「空気読め」ということ?)

 →そんな空気読む必要ないと思われます。そもそも、カンボジア国民がもし怒るべきだとすれば、選んだカンボジア陸連に対してであって、猫ひろしではないです。まして、日本という国でもない。そうは言っても、猫ひろしの出場について不愉快に思うカンボジア人も皆無ではないのかもしれないですが(特にもともとカンボジア人の有力選手にとってはそうでしょうが)、「誰かが不愉快に思うかも」なんて考えていたら、何もできないのでは。
 もちろん、カンボジアではマラソンが人気で、猫ひろしの行為によって外交上問題になるほど一般のカンボジア人が怒っている!というのであれば、ちょっとどうかと思いますが、ネット上では出場権を得られなかったカンボジア有力選手へのインタビュー以外のカンボジア人感情の情報はあまり見ませんし、そもそもそういう状況であれば、カンボジア陸連も、猫ひろしを誘ったり選んだりということはしないのではないかと思われます。


・お金を払って特例でカンボジア国籍を取得し、またカンボジア陸連にお金を払って(あるいは有力選手にお金を払って辞退させて)出場権を得た(という疑惑がある)から?

 →事実かはわかりませんが、こういう批判も見かけました。前者については、もともとそういうルールはあったようなので、別にお金を払って特例の適用を受けたとしてもいいのではないかと思います。
 後者については、もし事実だとすれば卑怯な行為(少なくとも、品の無い行為)だと思われますが、全く根拠がないです。もしそれが事実なのであれば、それが判明した時に、その点を批判すればいいことなのではないかと思います。また、カンボジア陸連が猫ひろしを選んだのは、タイムもさることながら、「猫ひろしが出場することで(主に)日本からの注目を集め、カンボジア知名度をあげる(それによる観光収入のアップ)」等という意味もあるのかもしれませんが(特に、本当にカンボジア側から出場の打診があったのであれば、そういった副次的な狙いがあった可能性もありうるように思われますが)、しかし実際の意図は知る由もありませんし、猫ひろしを責める理由にはならないと思われます。猫ひろしがオリンピック参加標準記録に届いておらず、自己ベストタイムが猫ひろしより速い選手がいる(らしい)点から、お金で出場権を奪ったのではないかという疑惑も出ているようですが、仮にベストタイムが猫ひろしより速い選手がいるとしても、ベストタイムだけで選手を選ぶわけではないでしょうし、最近マラソンをはじめて記録をどんどん伸ばしている猫ひろしを選ぶというチョイスが不合理とも思えないので(この辺は全て推測ですが)、それだけでお金で出場権を奪ったと考えるのは早計なのではないかと思います。


・単なる嫉妬?

 →無視すべき。しかし、嫉妬というのは、通常は、自分の手が届きそうな、身近な人や物事にする場合が多く、オリンピック出場とか、あまり身近でないことには嫉妬しないように思われるのですが、今回の場合は、(失礼ながら)そこまでメジャーではないお笑い芸人による挑戦ということで、(勝手に身近に感じて)嫉妬を招いたのかもしれないな、と想像しています。


・売れないお笑い芸人が、単なる金稼ぎのためにふざけてやっている?

 →後述します。


といったところでしょうか。


もっと単純に、「先進国である日本の人間が、発展途上国のオリンピック出場枠をお金で奪うような行為は許せない!日本の恥!」といったような感情論なのかもしれませんが、よく分析してみれば、そんなに叩くようなことなのか、と思うのです。


自分は最近ランニングをはじめたのでそこまでわかるわけではないのですが、猫ひろしが、2008年初フルマラソン(30歳)から、たった4年で、2時間30分台までタイムを縮めた(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97)というのは、本当に驚異的なことで、単なる冗談やおふざけでは出来ないと思いますし、尊敬します(フルを2時間半で走りきるペースというのは、正直5キロとかでも無理です・・・)。


そこまでやりこんだ結果、オリンピックに出たいという気持ちを抱いて、国籍を変えてまで挑戦したというのは、リスクもあるし、すごい事なんではないかと思うので、ちょっと書いてみた次第です。


まあ、彼のギャグは正直ようわからんですけど。ニャー!

米司法省が電子書籍の販売に関する独占禁止法違反の疑いでアップル及び大手出版社5社を提訴

Wall Street JournalSankeiBiz、TechCrunch、Bloombergより


 米司法省は、アップルと大手出版社5社は、電子書籍の小売価格の競争制限につながる合意を行い、その結果電子書籍の小売価格が上昇したと主張している。


 アップルは、出版社側と、電子書籍1冊の販売につきアップルが30パーセントの手数料を徴収し、またアップルが最低価格を決めるかわりに、出版社が自由に電子書籍の価格を設定できる「エージェンシーモデル」と呼ばれる価格方式を採用した。このモデルが、電子書籍価格の高騰を招いたとされている。


 米司法省は、小売業者が価格を決める「ホールセールモデル」(卸売モデル)に戻す方向での和解を求めており、訴えられた5社のうち3社は、既に和解した。しかしAppleとMacmillanは和解することを拒否し、司法省の主張をあらゆる点で否認しているとのことで、紛争が長期化する可能性がある。


http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304444604577337573054615152.html?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120412/bsk1204120504004-n1.htm

http://jp.techcrunch.com/archives/20120411u-s-files-antitrust-charges-against-apple-book-publishers/

http://www.bloomberg.com/news/2012-04-11/u-s-files-antitrust-lawsuit-against-apple-hachette.html



なお、訴状によると、被告側代理人は以下の通り。

Apple, Inc.
Richard Parker
O'Melveny & Myers LLP


Hachette Book Group, Inc.
Paul Yde
Freshfields Bruckhaus Deringer US LLP


HarperCollins Publishers L.L.C.
Clifford H. Aronson
Skadden, Arps, Slate, Meagher & Flom LLP


Verlagsgruppe Georg von Holtzbrinck GmbH & Holtzbrinck Publishers, LLC d/b/a
Macmillan
Joel M. Mitnick
Sidley Austin LLP


The Penguin Group, A Division of Pearson PLC & Penguin Group (USA), Inc.
Daniel F. Mclnnis
Akin Gump Strauss Hauer & Feld LLP


Simon & Schuster, Inc.
Helene D. Jaffe
Proskauer Rose LLP

アメリカでの確定申告

猛烈悪戦苦闘中。


Federalのほうは、日本人の米国公認会計士さんのホームページ等の助けも借りて、(http://www.wakanacpa.com/TaxWebSite/MainContents/USTaxReturn.htm 本当にお世話になりました!)、どうにか終えたのですが、Stateのほうがまた、超めんどくさい・・・。


今回Federalの確定申告では、1040NREZという簡易申告フォームを使ったのですが、Stateのほうの確定申告の手引きがこのフォームに対応していないため、いちいち手引きの解説で出てくる通常フォームにおける項目と簡易申告フォームの項目とを見比べたりせねばならず、非常に不便なのです(と言っても、米国で確定申告していない人には、何が何やらという感じだと思いますが)。


さきほど、どうやら追加でResident Taxのフォームも作らないといけない事が判明し、戦意喪失しかけています。