上司も有象無象、玉石混淆

職場のエライ人と、成果物のコストの件で話す機会がありました。私の職場の上司は最近外様が多く、この人も入社してまだ一年も経っていません。
成果物の質とコストの間には当然密接な関係がありますが、どうもその人はコストという一方の面でしか物事を見ていないようなのです*1。で、当然私は一定の質を満たすためにはそれなりのコストをかけなくてはならないことを説明したのですが…
「コストを下げる努力をしないのはあなたが楽をしたいからだ」と言われ、普通なら「毎日深夜残業してるもんに言うことじゃなかろ」とブチ切れるところですが、私とエライ人の間には3人か4人の中間管理職がいるし、そうでなくても今では転職したい度満々なのですぐガスは抜けました。
そのわかりやすく金額で表示されるコストを下げるために、いったいどれだけの人的工数がかかるのかを理解せずに放言してるわけです。
同時期に入社した外様上司でも、別のある人はとにかく部下は褒めて育てる派で、その人からは私も気分良く仕事をいただいています。でも物の言い方を知らない人は立場によらず損をする体質のようですね。
ストレスと引き替えに金をもらってるのよ、と本気で思うようになってきたら仕事も割り切りができると思うのですが、最近ちょっとそうなりかけています。でもそういうつまらん人間を転職の直接の理由にはしたくないんですよねー。

*1:それがその人の評価の指標の一つになっているのだとは思うが