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日本語オンリーの子どもが英語を学ぶということ。

2012-02-18

日本の子どもの英語学習に思うこと。

わたしが日本の子どもたちの英語学習について疑問を持つ大きなきっかけになったのは、あるプロジェクトでリサーチ中に出会ったこちらの記事を読んだことです。

第47回 中学生の英語に対する苦手意識と必要感
http://benesse.jp/berd/berd2010/center_report/data47.html

これは、ベネッセの教育開発機関が2009年に実施した調査です。
ここに衝撃的な結果が提示されていたんです。

調査結果のハイライト、かいつまんで紹介すると、

中学生の6割が英語に対する苦手意識を持っている

という事実。さらに、

苦手意識を持つ子どもの8割が中学1年生ですでに苦手意識がある

といいます。どうしてこんなに早く・・・?

それでも英語を勉強する理由

  第1位 中学生は勉強しなければいけないから

  第2位 テストで良い点をとりたいから

  第3位 いい高校、大学に入りたいから

これはあまりにも悲しい結果。
ああ日本の子どもたちって本当に大変。

昨年の春から外国語活動として、小学校5年生から英語を学ぶようになりましたよね。

そうすると小学校5年、6年、中学1〜3年、高校1〜3年の8年間もの長期に渡りほとんどの子どもたちが英語を学び続け、それに大学受験準備などが大きく加わってくるわけです。

こんなにゴールが遠い長い道のりなのに、こんな始めのうちに「苦手意識」を持ってそのまま学習し続けなくてはならないのだとしたら、それは子どもにとって、どんなに苦痛なことでしょう!

追い討ちをかけるようにショックだったのが、

同じ子どもたちに「英語の必要性について」を問いかけると

「大人になる頃には、今よりも英語を話す必要がある社会になっている」と感じている中学生が71.1%いる

というのです。

何がショックかって、そんな苦手意識を引きずりながら英語を学んでいるのに、ものすごく漠然と「将来英語を話せないと困る」と、子どもたちが健気に感じているわけですよ。

でも悲しいことに、彼らが学んでいる英語のその先には、「英語を話せる自分」はいないんです。

8年間も英語を学んで話せない、会話ができない。
でも目の前のテストや受験のために、その英語学習から抜け出せない。

ひどい、ひどい、詐欺みたいな話だと思います。

わたしもその詐欺で痛い目にあった、いや現在進行形だから、あってる1人かな。
大学受験で英語が得意科目だったのに、カナダに10年以上住んでいるのに、いまだママ友会話で玉砕しまくりなんだから。

何がどこで間違ってるんだろう?
本当はどうしたらいいのだろう?

そんなことを思ってみても、わたしが日本の教育制度を変えられるわけでなし。

すると目の前には、数年前まで日本語しかしゃべっていなかったのに、今ではネイティブ英語を話す8才の息子がいる。彼は大きな壁にぶつかることもなく、たんたんと英語社会に溶け込んでいったんです。少し表現力やボキャブラリーがネイティブの子に劣るところもありそうですが、理解力は充分。1年生から3年生になる今まで、担任の先生にはいつも手放しで誉められる、クラスの優等生なのです。勉強で遅れること、皆無です。

そして今、下の5才の息子がキンダーガーテン(小学校に上がる前に1年通う幼稚園)で、英語社会の正規メンバー1年生としてがんばってます。お兄ちゃんとはタイプが違い、勉強熱心でもないし、ちょこまかと落ち着きのない彼ですが、限られた英語表現力を本人がまったく気にとめず、コミュニケーション能力は抜群で、彼はいつも大勢のお友だちに囲まれています。

日本語オンリーだったはずのこの2人はどうやって英語を身につけていったのか。

それはネイティブの子どもたちが英語を学ぶのとほぼ同様のプロセスを、ちょっと遅れて始めた、ということだと基本的には思っています。そこにはネイティブの英語環境があります。英語を学ぶ環境として、最良のものですよね。

日本にいながらにしては得がたい環境ですよね・・・。

でも!But,However しかしながらですよ!!

その環境にある要素ひとつひとつには、日本で英語を学ぶ際に活用できるものがあるんです。

このブログで紹介したいのって、そういうことなんですよね。

ネイティブ英語環境にある、子どもが自然と英語を学ぶための要素

日本の子どもたちが少しでも英語を楽しめるようになるといいな〜♪

ではまた次回!!

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