「何とかなる」の落とし穴〜南アルプス遭難

 南アルプスで遭難した夫婦が、無事に救助されたようですね。


YAHOO!ニュースより
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/mountain_accidents/?1262608547


 静岡県の3013メートルの聖岳で遭難し、顔や手足に凍傷を

負いながらも救助され、45歳の男性が、報道陣の取材に応じて

謝罪しました。そして、今回の登山について、

「風が非常に強く、天気が悪いという情報は聞いていたが、

何とかなると思った。判断と見通しが甘かった」

と語ったそうです。

 まあ、無事に助かってよかった。現に、夫婦を捜索していた

救助隊が、別の登山者の遺体を発見したとも報じられています。


 少し前にも、元F1レーサーの片山右京さんが、二人の

登山仲間を冬の富士山で失ったニュースがあったばかり。

その時も、天候の見通しの甘さが指摘されました。


「何とかなる」って、危険ですね。

「まずは大丈夫」という余裕と、最悪の結果を避けて撤退する

勇気が必要です、日常でも。

 そして、やがて迎える臨終、何とかなりますか。