法則王

一条真也です。
ブログ『即効!ビジネス成功法則』ブログ『即効!ビジネス心理法則』で紹介した2冊の本が11月2日に発売されます。
わたしは2冊の監修を務めましたが、今回は「働く人が実際に使える本にしたい」という強い想いがありました。


11月2日、2冊同時発売されます

わたしが「法則王」として紹介されています(笑)



この2冊の帯には、わたしのことが「法則王」として紹介されています。
「新格闘王」は前田日明、「破壊王」は橋本真也、「暴走柔道王」は小川直也で、そして「法則王」は一条真也というわけです。(笑)
「反則王」ではありません、「法則王」です。(笑)
もう穴があったら入りたいくらい、非常に恐縮しています。
なぜ、わたしが「法則王」などと呼ばれるのでしょうか?
それは、わたしが、おそらく世界で初めて「法則」の本質を追求したとされる『法則の法則』(三五館)を著したからではないかと思います。


こんなところで使われている成功する「ビジネス法則」

こんなところで使われているビジネスの「心理法則」



法則の法則』は、「メタ法則」について言及した本として話題を呼び、多くの読者を得ました。そもそも、「法則」とは何でしょうか。
広辞苑 第六版』で「法則」の項を引くと、「(1)必ず守らなければならない規範。おきて。(2)いつでも、またどこででも、一定の条件のもとに成立するところの普遍的・必然的関係。また、それを言い表したもの。」と出ています。『法則の法則』では、(2)の意味で「法則」をとらえました。


法則の法則―成功は「引き寄せ」られるか

法則の法則―成功は「引き寄せ」られるか


即効!ビジネス成功法則』および『即効!ビジネス心理法則』(ともに、実業之日本社)では、それぞれでは23の成功法則、24の心理法則を紹介しました。「読書の秋」ならぬ「法則の秋」ということで、ぜひ御一読下さい!



この世界に存在する数多くの「法則」は、たとえ本物の科学的法則であろうとも、それ単独では宇宙の全体像を明らかにすることはできません。
「群盲象を撫でる」という言葉がありますが、これは、生まれつき目の不自由な人々がはじめて象に触れたときの様子を描いたインドの寓話に由来するそうです。象の頭に触れたものは「象は瓶のようだ」と感想を述べ、鼻に触れた者は「竿のようだ」、耳に触れた者は「団扇のようだ」、胴に触れた者は「穀倉のようだ」、脚に触れた者は「柱のようだ」、そして尾に触れた者は「ホウキのようだ」と語ったというのです。非常に興味深いですね。


わたしが「法則王」でございます!(笑)



古代インド人が考えていた宇宙像には本当に象が出てきて宇宙を支えていますが、まさに宇宙そのものが一匹の巨大な象ではないかと、わたしは思います。その姿は、ある人にとっては象の鼻だったり、耳だったり、または脚や尾だったりするわけです。でも、象の身体の各部分は当然ながら象そのものではありません。この世に存在する多くの「法則」も、しょせんは宇宙という象の鼻や耳をとらえるのがやっとだと思います。でも、ジグソーパズルのように、または故・児玉清さんのパネルクイズのように、それらをつなぎあわせていけば、少しづつ、その全体像が見えてくるのではないでしょうか。わたしも「法則王」と呼ばれたからには、自覚を持って、さまざまな「法則」の紹介に今後も努めたいと思います。
最後に一言。「法則」さえ知っていれば、何も怖くありません!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月2日 一条真也